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キャンプレポ

登山初心者が本格的に登山をはじめてみる(2)〜その山はどんな山?交通手段は?〜





登りたい山が決まったら、その山がどんな山なのかを調べてみましょう。

今回は、金剛山に登ることになりましたので、金剛山について色々調べてみましょう。

・登りたい山について調べる。

ネットでも色々出て来ますし、書籍も色々出ています。

登った人の話を聞いてみるのもいいと思います。

まずはWikipediaで簡単に概要を見ていきましょう。

・金剛山の概要

標高:1,125m

所在地:奈良県御所市・大阪府南河内郡千早赤阪村

位置:北緯34度25分10秒 東経135度40分23秒

山系:金剛山地(主峰)

・最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿裏にあるが、神域となっていて立ち入りはできない。

・国見城跡の広場が山頂扱いされている。

・他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがあり、大阪府の最高地点1,053mがこの山の中腹にある。

・金剛山ロープウェイが山上のちはや園地まで架けられており、気軽に山上にアクセスできる。

・山頂付近には宿や売店もある。

・金剛生駒紀泉国定公園。

・大阪みどりの百選。

・登山回数記録システムがある。

・山内の名所に滝、山頂広場(国見城跡)、寺、神社がある。

・国見城跡からは大阪湾が一望でき、天気が良ければ明石海峡大橋が見える。

・展望台から大阪側は関西空港や淡路島、奈良側奈良盆地、南方には大峰山を望む。

・登山道も豊富で、難易度もそれぞれで上級者から初心者まで幅広く楽しめる。

・冬には霧氷が見られる。

などなど、その山の特徴が色々出てきます。

個人的に意外だったのが、金剛山の山頂は大阪府ではなく奈良県だという事や宿がある事です。

ちはや園地にはキャンプ場もあるので、登山キャンプも試せます。

色々体験できる山です。

今回は時期的に霧氷が見れる時期だという事でそれを狙った登山になります。

上にあげた特徴の中で、なかなか珍しいのが「登山回数記録システム」

これについて少しお話しすると・・・

山頂の売店でこの金剛登山回数表を購入して、登山時にハンコを押してもらうというスタイルです。

回数に応じて、バッジの色も変わります。

1日1回です。

最高記録はなんと1万回!!!!すごい!

金剛登山をしたときは、ぜひ回数表を購入して複数回チャレンジして見てください。

さて、登りたい山の事が分かって来たところで、どのような交通手段で現地まで行くのか、こちらも調べておきましょう。

・交通手段は?

自家用車or公共交通機関

・自家用車の場合

まず、登山口付近に駐車場があるか確認する。

無ければ、一番近い駐車場とそこから先の公共交通機関を調べておく。(登山口まで徒歩可能かも)

自宅から現地までのルート確認。(同行者がいる場合はピックアップ場所の決定も)

自家用車の場合、時間の設定の幅も広く自由がききますし、ナビもあるので、ルートや所要時間もおおよそでわかります。

車に着替えなどの荷物を積んで軽装で登ったり、帰りに温泉で汗を流すことも可能。

・公共交通機関の場合

登山口までのルートを調べる。(徒歩、電車、バス)

同行者がいる場合は、集合場所を決定する。

登頂予定時刻を設定し、登山口からの登山開始時間を決めます。

開始時間に間に合うバスを・・・このように逆算してスケジュールを組みます。

今回の金剛山登山は、電車とバスを利用して行くことになりました。

集合場所を決めます。

今回は南海電車「天下茶屋駅」と「河内長野駅」の2箇所に集合場所を設定しました。

公共交通機関を利用する場合は、時間が分かっているので、予定が組みやすいです。

また、電車とバスのセットで安くなる、ハイキングチケットが利用できることもあります。

今回は、南海電車の金剛山ハイキングチケットを購入しました。

集合場所の南海電車、天下茶屋駅で購入しました。

このチケットで、往復電車代と往復バス代がセットになってます。

金剛ロープウェイの割引特典と河内長野の各施設の利用割引特典があります。

天下茶屋駅の販売価格は1,590円です。

いくらくらいお得なのか調べて見ました。

・天下茶屋駅←→河内長野駅 980円

・河内長野駅前←→金剛山ロープウェイ前 1,040円

合計2,020円

430円もお得です。

このように各公共交通機関から、目的の山のお得な登山チケットが発売されてることがあります。

430円なら、お昼代に当てれますね♪♪♪

このチケット、行きの電車切符、行きのバス切符、帰りのバス切符、帰りの電車切符と4枚の切符と総括券と割引一覧の6枚セットで使う順番に組んであり、電車切符は自動改札が利用でき、バスは降車時に運転手さんに手渡しするので、いちいち財布を取り出さなくてもいいので非常に便利です!

ぜひ見逃さずに調べて見てください。

それと・・・公共交通機関を利用すると、荷物はコンパクトにとか、時間厳守とか、色々な制約はありますが、仲間と登山するなら下山後に「ちょっと一杯!」ができますよ!!!(笑)

荷物が多い登山ですので、電車内バス内は他人に迷惑のかからないように工夫したいですね。

さて、どんな山かもわかり、交通手段も決めたところで、用意しますか♪

最後までお読み頂きありがとうございます。

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