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本場アメリカのBBQスタイル、ラブした塊肉を焼いてみた。




本場アメリカのBBQのスタイルについて、前にお話ししましたが、実際にどのような味なのか、試してみようという事で、日本BBQ協会の『BBQラブ』と『BBQたれ』で牛肉、豚肉のブロック肉と鶏の手羽元とベーコンエクスプロージョンを焼いてみました。

こちらが、肉に塗るラブになります。中に6袋ラブが入ってまして、1袋で500gの肉や魚に使うことができます。

*ラブとは本場アメリカのBBQで使われる、素材の味を引き立たせる、下味用のオリジナルスパイスのことをいいます。

こちらがBBQたれとなります。

今回は本場のBBQの味を試すのに、2人の方にお集まりいただきました。

鶏の手羽元とホイルに包んだベーコンエクスプロージョン。奥の肉は蝦夷鹿の肉で差し入れしていただきました。こちらの蝦夷鹿の肉もラブして焼いております。玉ねぎも差し入れでありがたかったです。

牛肉のブロックを焼いていきます。こんな塊を焼いたことがないので、どうすれば良いやら・・・とりあえず、表面に焼き色がつくまで、何度か返しながら焼いていきます。焼いていきますが、油や肉汁が出てきません・・・

表面がこんがりしてきたところで、アルミホイルで包んで少し火から遠ざけたところで、じっくり中に火を通す作戦に出ます。

何度かアルミホイルを開けて、様子を見てみると、肉汁が出てきました。

一度アルミホイルから出して再び直火で焼いていきます。

どうですか?とてもいい焼き具合ですね。ただ、中まで火が通っているのかどうなのかがわかりません。理想はローストビーフのように、半生を期待したいところですが・・・

火からあげて、恐る恐る切っていきますと・・・

『おおっ!やったぁ〜!』思わず声が出ました。中々の焼き具合に歓喜。

『これはビールでなくワインやな〜』

テンションが上がります♪

気になるお味は、香辛料の香りが結構しますが、辛くなく、どちらかというと甘めです。あまり食べたことない味です。牛肉と豚肉はしっかり味がついてましたが、鶏の手羽元は少し味が薄い感じがしました。前もってラブして味をなじませた方が良いかもです。

牛肉の焼き加減にびっくりでテンション上がりすぎてベーコンエクスプロージョンの写真を撮るのを忘れました・・・

帰宅後に持ち帰ったベーコンエクスプロージョンです。こちらは『BBQたれ』をハケでベーコンに塗りながら焼いていきました。『BBQたれ』はとんかつソースくらいの粘度で、味は濃くて燻製醤油の香りで甘めです。

こちらも初めての味でした。

こんなに塊肉を焼いたのは初めてです。真ん中の肉の塊は豚ブロックなのですが『BBQラブ』を塗ってすぐの状態です。『BBQラブ』はこんな色のパウダーのスパイスです。

こんな塊なのでかなり時間がかかるのかなーと思いきや、アルミホイルをうまく使えば、約35分ほどで焼き上がりました。なかなかのスピーディーで、午前11時開始で午後13時過ぎには片付け完了で撤収となりました。

3人で外でBBQランチを楽しんだような感覚でした。

あと、『BBQラブ』で特筆すべき点が1つあります。差し入れで頂いた蝦夷鹿の肉、こちらは食べやすくスライスされてあったので、ラブして焼肉スタイルでいただきましたが、獣特有の味、匂いがなくなって美味しかったです。

今回はスーパーでグラム100円くらいの安いブロック肉を使いましたが、『BBQラブ』を使ったので美味しくいただきました。日本の野外焼肉も手早く焼けて、美味しいですが、本場のBBQスタイルも試してください。

全部焼いてから盛り付けて食べるので、焼き方さんもみんなと一緒に食べることができますよ。

しっかり味がついていたので、お昼に焼いたブロック肉たちとベーコンエクスプロージョンをその日の夜の集まりに持っていきました。みなさん美味しく食べてくれて嬉しかったです。

ぜひお試しくださいね。