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固形燃料ストーブ、エスビット・ポケットストーブはどういうものか。


ガスストーブ、アルコールストーブと使ってきましたが、続いて気になるのが、ストーブの中でおそらく一番コンパクトに携帯できる固形燃料ストーブではないでしょうか。

その固形ストーブの中でも有名なのが、エスビット・ポケットストーブです。

実際にどういうものなのか、見ていきたいと思います。

こちらが、エスビット・ポケットストーブのパッケージです。

パッケージから出して見ました。本体に使い方が表示されていてわかりやすいです。

中央から開くとこのような形になります。中に固形燃料が入ってあります。

かなりコンパクトです。

このように、真ん中のくぼみに、固形燃料を置いて着火して使用します。

固形燃料に火をつけて見ましたが、風に弱いので風除け板が必須になります。

エスビット・ポケットストーブの上にケトルを置いたり、鍋を置いたり色々使えますが、私が購入した理由はメスティンで飯盒炊飯にチャレンジしたくて購入しました。

購入の際に色々ネットショップを見てみたのですが、在庫がなかったり、取り寄せであったりで中々手に入らなかったので、登山用品店に足を運びました。

しかし、在庫なしでエスビット・ポケットストーブは諦めようと思って、類似品をネットショップで購入しました。類似品には固形燃料はついていなかったために、別の登山用品店に行って固形燃料を購入しようと思ったら、そのお店にエスビットがたまたまあったので、購入しました。

ポケットストーブ、類似品はエスビットとどう違うのか、比べていきたいと思います。

こちらが類似品のヒトガタ・ミニBBQコンロのパッケージです。エスビットより一回り大きいです。それは本体が大きいのではなくて・・・

収納袋がついているからなのです♪ちなみにエスビットにはついていません。(別売りであるようです。)

本体を比べて見ました。左が類似品のヒトガタ・ミニBBQコンロ、右がエスビット・ポケットストーブです。少し色が違いますがそっくりですね。

重ねてサイズを見てみますが、ほぼ同じです。

並べてみただけでは、同じものです。

そっくりですね。この類似品のヒトガタ・ミニBBQコンロは600円ちょっとで手に入るので、収納袋もついてるしこちらの方がかなりお得!と思いましたが、1点エスビットと異なる点があります。それは・・・

エスビットはスムーズに中央から開いてサクッと使えるのですが、類似品の方は開くのが硬いのです。少し苦労します。

それは、可動部のリベットのせいだと思われます。こちらも比べて見てみましょう。

写真の矢印で刺した部分を見てください。こちらの部品がエスビットはしっかりしており、類似品は少し雑で部品自体も違います。

反対側も同様です。

外側は明らかに違います。エスビット・ポケットストーブはドイツ製で、類似品のヒトガタ・ミニBBQコンロは中国製です。

類似品はこの部分の開閉の疲労で耐久性が心配されますが、600円くらいのものなので、そこまで気にする必要はないかと思います。おそらく2.3回使用しての破損はないと思われますので、エスビットが欲しいけどなかなか手に入らない方はこちらのヒトガタ・ミニBBQコンロをエスビットが手に入るまでの代わりに購入されても良いと思います。

さて、この固形燃料ストーブ。サイズは他のコンロに比べて非常にコンパクトであり登山などでは重宝すると思います。

固形燃料もいろいろな種類が出ており、試して最適なものをチョイスするのも楽しいと思います。

今回、正規品と類似品の比較をしましたが、類似品が正規品に並ぶのもそのうちではないかな?と思いました。使えるなら、類似品で安く済ませたいという方は、いろいろなアイテムの類似品を見てください。思わぬものに出会えるかもしれません。