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メスティンで炊飯。蒸らしの時の冷め対策と100均固形燃料は使えるのか?

メスティン炊飯の方法と問題点の解決

先日のキャンプでメスティンでの飯盒炊飯にチャレンジしましたが、エスビットの固形燃料がすぐになくなったり、炊けた米を蒸らす段階で冷めてしまったり、色々な問題が浮き彫りになりました。

そこで、100円均一で補えそうな物を手に入れましたので、試してみたいと思います。

蒸らし段階の冷え対策

寒い冬の朝にメスティン炊飯をして、蒸らしておいたところ、食べる時には冷えていて残念な思いをしました。せっかくの炊きたてのご飯なのにもったいなさすぎです。何か良いものはないかと購入したのがこちら。

DAISOの保冷保温アルミランチバックです。こちらは2段弁当箱用の保冷保温用バッグです。

メスティンが2段弁当箱のサイズに近いので、十分使えます。すっぽり入るので、収納袋として使用できます。

内側はアルミです。これなら、きちんと保温したまま蒸らしができそうです。

メスティン炊飯時の水の量

では室内ですが炊いて行きましょう。お米を洗い、水につけて20分おきます。しっかりお米に水を吸わせておくのがポイントです。

水の量は、お米1合に対し、内側のリベットの半分の位置までの水の量です。個人的感想ですが、この水の量で少し柔らかめに炊き上がります。米に水を吸わせる時間の長さでも硬さは変わりますので、何度かチャレンジしてお好みの硬さの追求をしてみるのも面白いです。

私は、先ほどの水の量より少し少なめ目の量で炊いています。少し硬めのご飯が好きです。(割り箸にお米がくっついてくるくらいの柔らかなご飯はあまり好きではありません・・・)

100円均一で手に入る固形燃料で炊飯できるのか?

今回使用する固形燃料も100円均一の固形燃料です。3個入って100円です。燃焼時間が書かれていてわかりやすいです。

その固形燃料を600円固形燃料コンロに置いて使用します。実際に炊飯しますので手順を確認してみてください。

点火します。室内ですが、十分な火力です。

メスティンを置いて加熱します。

湯気が出たら、蓋を開けてかき混ぜます。再び火にかけます。上記で蓋が開かないように重石をのせます。

ご飯の炊けるいい香りがします。『チリチリ』という音がしたら、火から下ろします。

逆さまにして蒸らします。外と同じようにするために、ベランダで、先ほどのアルミランチバッグに入れて、10分蒸らします。

完成!美味しく炊けました♪

納豆ご飯にして美味しくいただきました。保温バックで蒸らしたので冷めてません♪完璧です♪

ちゃんとご飯が炊けましたが、固形燃料は3分の1ほど残っています。実質15分ほどの使用でした。

火力も十分で安い固形燃料。気に入りました。

まとめ

今回はメスティン炊飯時の問題点の解決を100円均一のアイテムを使って解決してみましたがいかがでしたでしょうか?

まず、冬場のキャンプ場の朝は氷点下になるほど冷え込むことがよくあります。そんな時の炊き上がったお米の蒸らしを、なんの対策もせずにすると、せっかくの炊きたてのご飯が冷えて美味しくなくなってしまいます。

その対策として100円均一のアイテム「保温保冷ランチバック」に入れて蒸らすことで、急激に冷えることなく蒸らすことに成功しました。また、メスティンと固形燃料を入れる収納袋としても使えるので、一石二鳥です。

もう一つの100円均一アイテムの固形燃料はメスティン炊飯にもってこいです。火力調整の必要もなく、燃焼時間も炊飯時間とほぼ同じ時間なので、基本放置でOK。万が一忘れてそのままにしておいても焦げすぎで真っ黒ということにはなりません。

以上便利な100円均一アイテムで美味しいメスティンご飯を炊いてみてください。