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Camp & Trekking
登山レポ

大和葛城山に登ってきました。季節はずれの積雪に驚きと感動。

春を感じに、大和葛城山へ登山に行ってきました。

大和葛城山とは、奈良県の御所市(ごせ)と大阪府の千早赤坂村との境にある山です。

標高は959.2mで単に葛城山と呼ばれることもあります。近くの和泉山系にも和泉葛城山があるために、大和とつけて区別しているようです。

大和葛城山の場所

頂上は奈良県御所市櫛羅(くじら)にあります。

大阪側、奈良側の両方から登れますが、今回は奈良側から登ります。

大和葛城山へのアクセス方法

電車でのアクセスも可能で、大阪からでしたら近鉄で近鉄御所駅で下車。近鉄御所駅から葛城ロープウェイ前まで奈良交通バスが便利です。

(大阪方面から電車)
・大阪阿部野橋→近鉄御所 近鉄特急(吉野行)利用で途中尺土で乗り換えでおよそ38分
ロープウェイ乗り場には駐車場がありますので車でもアクセスできます。

駐車場は上の地図の「葛城山ロープウェイ」の前に有料駐車場があります。(1,000円)

(大阪方面から車)
西名阪自動車道柏原ICを下りて、国道165号線を進み太田南交差点を直進し県道30号線を進み、櫛羅交差点を右折し、県道213号線を道なりに進む。(柏原ICからおよそ40分)

南阪奈道路葛城ICを下りて、国道165号線を進み太田南交差点を右折し、県道30号線を進み、櫛羅交差点を右折し、県道213号線を道なりに進む。(葛城ICからおよそ20分)

(富田林方面から車)
国道309号線名柄交差点を左折し、県道30号線を進み、櫛羅交差点を左折し、県道213号線を道なりに進む。(名柄交差点からおよそ10分)

(京都方面から車)
京奈和自動車道橿原北ICを下りて、国道24号線を新堂ランプから大和高田バイパスに乗り、弁の庄ランプ南側を下りる。国道165号線を進み、太田南交差点を左折し、県道30号線を進み、櫛羅交差点を右折し、県道213号線を道なりに進む。(橿原北ICからおよそ40分)

(五條方面から車)
国道24号線東佐味交差点を左折し、県道30号線を進み、櫛羅交差点を左折し、県道213号線を道なりに進む。

登山レポート

とても天気のいい朝でした。道具だけザックに詰め込み、食材は、登山前のお手洗いと一緒にコンビニ調達です。

コンビニの向こうに目的地の大和葛城山が。

登山口には有料駐車場があります。1回1000円です。駐車場から登山口、葛城ロープウェイ乗り場はすぐです。

こちらが登山口です。コースは北尾根コースと櫛羅の滝(くじらのたき)コースがあります。今回は滝を見るために櫛羅の滝コースにしました。

登山口からすぐに櫛羅の滝に到着です。

久々のマイナスイオン。存分に浴びます。

弘法大師さまは天竺で櫛羅の滝を見たのですね。

マイナスイオンを浴びて、リラックスし先を進みます。

趣のある整備された登山道を進みます。

標高600mのあたりから雪が・・・

だんだん積雪も厚みを増して・・・

途中、ご婦人ばかりの登山チームの方が、アイゼンを装着してました。やはり女性の方は準備がいいですね。私は4月なのでまさかまさかで、アイゼンなんて持ってきませんでした。

前日に降ったそうです。ふかふかなのでアイゼンは必要ありませんでしたが、こちらのコースは、丸太を渡した橋があるので、そこでアイゼンがあれば安心でしたね。

しかしその日はいい天気で雪解けも早く、水たまりになっているとこもありました。

そして山頂に!

いやー雲ひとつない空にこの雪景色!奈良にいてる気がしません。

大阪側の展望です。

こちらお向かいの金剛山。

山頂カメラスポット。こちらの大和葛城山はロープウエイで登れますが、普段着の方はまさかの雪で難儀されていました・・・

お昼前に着いたので運良く山頂のベンチが空いていました。昼食を簡単にとります。

サクッとお湯を沸かしたいときは、イワタニのジュニアバーナーがいいです。

サッポロ一番の味噌ラーメンダブルで腹をみたします。

こちらは奈良盆地側です。霞んでるのは、大陸からの贈り物のせいではないでしうか?

あ!ここは誰も通ってないなーというところを、ラッセルチックに登り、あまり誰も通らない下山ルートを下ります・・・

これが・・・なかなかハードで・・・倒木・・・

かなり激しい倒木・・・下山は実は登りより体を使います。ダメージもあります。下山ルートもリサーチしましょうね・・・トホホ・・・

最後の最後に美味しい水のご褒美が♪次の日もお腹痛くならなかったので、大丈夫です。

無事下山しました。

このように、猪が出る地域は、防護柵が設けられてありますので、書かれてある説明の通り、きちんと閉めてください。

今回の登山ルート

今回のルートは登山口より「櫛羅の滝コース」で山頂へ。山頂でゆっくりしたあとは「北尾根コース」で下山というルートです。「北尾根コース」は勾配がきついので、今回のルートが初心者向けですが登りごたえはありますよ。

まとめ

大和葛城山・・・山頂の展望は素晴らしく、360度のパノラマが楽しめます。今回は4月だというのに、雪遊びもできてよかったです。

車でも電車でもアクセスしやすく、登山道も整備されています。

また、ロープウェイもあるので、登山はしんどいけど山頂の眺望を見てみたい方にもおすすめです。

葛城ロープウェイ:片道740円 往復1250円

山頂には国民宿舎葛城高原ロッジがあり宿泊もできるようです。

5月にはツツジが秋にはススキでとても綺麗だそうです。

気になった方は登りやすい山ですので、ぜひ行ってみてください。

余談ですが・・・

私の母も連れて行きたいのですが、膝の痛みなどで億劫になってます。

健康目的で登山を楽しまれてる、母と同世代の女性の方を多く見たので、膝がしんどい母にないか良いものがないか調べて見ました。

この前の低山では問題なく登れるので、無理のないよう、共に登山を楽しむ時間を共有できるように、こちらのサプリをすすめています。

膝に不安を抱えてる方はお試しください。

タマゴサミン