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ガソリンランタンの炎が急に弱くなった時の点検と手入れのしかた。

ガソリンランタンの調子がおかしい・・・

ガソリンランタンを使っているといくらポンピングしても硬くならなかったり、点灯している明かりが、弱くなったり(ガソリン切れではなく。)する症状が出てきました。

特に私のランタンはリサイクルショップで手に入れたものですので、どのくらい放置されていたのか検討もつかないので、「中古で安く手に入れたのに、修理代がかかって結局新品くらいの値段になったりして・・・泣」と思ったのです。

しかしガソリンランタンは構造がシンプルで壊れにくいと聞いていたので、自分で何とかできないかと調べてみました。

まずはガソリンランタン各部の名称。

ガソリンランタンはいくつかのパーツで構成されています。そのパーツの名前を覚えて起きましょう。

どこに異常があるのかを調べる

症状から見てポンププランジャーからガスが漏れているようでした。ポンピングしてもあまり圧がかかっていないようでした。

本体からポンププランジャーを引き抜いて見て見ます。故障の多くはポンププランジャーの先端にあるポンプカップの劣化が原因のようですが、私のポンプカップは綺麗でしたのであれれ?と思いましたがポンプカップが乾燥していたので、ポンプカップ専用潤滑油の「リュブリカント」を注入して見ました。

メンテナンスとしてリュブリカントを注入する。

こちらがリュブリカントです。ホームセンターのキャンプ用品売り場にありますよ。

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ポンププランジャーを本体に戻し、OILと表示のある穴からリュブリカントを2〜3滴注入します。いわゆる、OIL切れの症状ならこれだけで症状が改善されるはずです。

メンテナンス後の点灯確認。

試しに点灯させて見ます。ポンピングが明らかに違い、すぐに圧がかかり硬くなりました。シューー!という音も前より大きくなりました。明るさもUPしました。

今回のガソリンランタンの不調の原因は・・・

どうやら、長い間お店で展示されていて、ポンプカップが乾いて隙間ができ、ポンピングしても密封されていないため内圧があまり上がっていないことと、多少圧縮されたガスも隙間から漏れたことで、点灯時に少し時間が経つと炎が弱くなったようです。

中古で手に入れたガソリンランタンや長い間使わずにしまっておいたガソリンランタンでよく起こる不調のようですので、一番最初に疑ってみてください。

まとめ。

とりあえずホットしました。故障かと思ってましたが注油だけで調子が良くなりました。

ポンプカップも消耗品ですので、予備は持っていた方が良いと思います。ポンプカップはホームセンターにはありませんでしたので、コールマンショップか、取り寄せになると思います。

amzonにはありますので、近くにお店がない方はどうぞ。

お手持ちのランタンの調子が悪くなったときは、修理に持ち込む前にぜひこの方法をお試しください。

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