Outdoor Press
Camp & Trekking
キャンプアイテム

テントやタープの設営に使うペグはどれが一番いいの?

ペグって色々あるけど、どのペグが一番使いやすいの?

ペグは色々な種類がありますが、どれが一番使い勝手が良いのか気になりますよね。今回は私がよく使うものをあげて、見ていきたいと思います。

ペグとは?

ペグとは釘や杭のうち、テントやタープを張るロープを地面に固定するためのもので、金属製とプラスチック製があります。地面の土質や固さによって色々な種類があります。

色々なペグ

どんなものがあるのか見ていきましょう。

こちらがスノーピークのソリッドステークです。長さは20cmで、主にテント用に使うことが多いです。

こちらはソリッドステークに似ていますが、エリッゼステークです。こちらは、30cmで風の影響の受けやすいタープに使っています。

このソリッドステークとエリッゼステークは、共に新潟の燕三条産の鍛造ペグで、非常に丈夫です。

こちらはアルミペグです。現在ではあまり使用していません。

そして、よく見かけるプラスチックペグです。テントやタープに付属されている場合が多いです。

プラスチックペグはほとんど使ったことがなかったのですが、芝生に少し打ってみると、意外にもしっかり固定してびっくりしました。

他にも色々なペグがありますが、主なものをあげてみました。

それぞれのペグの特徴

今回は4種類のペグをご紹介します。それぞれのペグの特徴を1本1本みていきましょう。

ソリッドステーク

大人気のキャンプメーカー、スノーピークのソリッドステーク。ソリステって略されて呼ばれてますね。

サイズは、20cm 30cm 40cm 50cm が用意されています。

価格は20cmが320円、30cmが420円、40cmが830円、50cmが1110円です。(全て税別)

30cmだけ6本セットがあります。2480円(税別)

「ペグは消耗品」という概念を変えた最強ペグでスノーピークのシンボル。燕三条に伝わる鍛造製法で、どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定し、安心を生み出しますとあります。

SNOWPEAKとMADE IN JAPANの刻印が入り、しっかりした作りです。

先の方です。何回も使ってますが、曲がりがないです。

こうしてみるとわかるように、楕円形をしています。ペグ抜きの時に回すと楕円なので、穴が大きくなって抜けやすくなる工夫ですね。また、ペグ打ちの時はスムーズに入っていきます。

打ちつけ部分もしっかりしています。ロープを掛けても外れにくいです。

ソリッドステークは主にテントに使っています。少し値段が高いので、一番安い20cmのものをちょいちょい買い足してました。

初めて使った時はペグダウンがかなり楽で、スムーズに地面に入っていく感じで少し感動しました。少し高価なのも、スノーピークがあげている、「ペグは消耗品」では無くなり、末長く使用できるのであれば、納得できるのではないでしょうか?

設営場所の土質にもあまり左右されず使えます。土の中の石も砕く感じで入っていくくらい丈夫です。

逆に砂地の柔らかい場所では、長さの問題で固定できない時がありました。テントなのであまり影響はありませんでしたが、タープに使用した際にタープが風に煽られると、ペグがスポっと!抜けて難儀したことがありました。

最低30cmは必要かと思います。長さがあれば安心も増します。

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥3,542
(2024/04/20 19:11:31時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥2,727
(2024/04/20 19:11:32時点 Amazon調べ-詳細)

エリッゼステーク

エリッゼステークも燕三条の鍛造製法のペグです。エリステと略されます。形はソリッドステークとほぼ同じです。

長さ、カラーのラインナップも豊富で、価格はソリッドステークより少し安い感じです。

ELLISSEとMADE IN JAPANの刻印があります。

先もしっかりしています。ソリッドステークとほとんど同じです。

ソリッドステークと唯一違うところといえば、ソリッドステークが楕円なのに対し、エリッゼステークは角は丸いものの四角いです。

この形状で地面への固定力をあげているようです。またペグを抜くときもグリグリ回すとより穴が広がるのではないかと思います。

そのぶん、ペグ打ちの時に地面に入っていくのが、ソリッドステークより少し入りづらいのかと思いますが、実際に使ってみた感じでは全然わかりません。使用感は一緒でした。

打ちつけ部分も同じです。黄色いカラーの塗装が少し剥がれていますが、カラーペグは目立つので、安全面や撤収時の忘れ対策にいいですね。

アルミペグ

アルミの棒を曲げて、先を尖らせたものです。安価でホームセンターでも購入できます。

柔らかいところでは抜けやすく、固いところでは入っていきにくく、曲がりやすいです。

ソリッドステークを使う前はアルミペグを使っていましたが、かなり苦労しました。

ペグを抜いたあとは必ず、ハンマーで叩いてまっすぐに戻してたぐらいです。

プラスチックペグ

プラスチックなので割れやすいです。太さがあるので、すんなり入るところでは、意外に使えます。

ロープも掛けやすいです。

やはりプラスチック製なので強度に不安があります。それで使われていない方も多いのではないかと思います。

まとめ

4種類のペグをみてみましたが、どうでしたか?

個人的にはソリッドステーク、エリッゼステークがおすすめです。少し高いですが、末長く使用できるのはとてもいいです。

設営する場所の固さによっては長さが関係してくるので、30cm以上のペグをおすすめします。

まだまだいろんなペグがあるので、色々試してみるのも面白いですよ。

撤収の際の抜き忘れにはお気をつけくださいね。ペグといえども高いですので。

次の記事は・・・

使いやすいペグを手に入れたら、良いペグハンマーも欲しいところ・・・私が使用しているリーズナブルなペグハンマーについての記事です。

あわせて読みたい
ペグハンマーの使い方と必要性。有名メーカーより安いおすすめペグハンマーあるのとないのとでは大違い!ペグハンマーとは? テントやタープの設営には欠かせないペグハンマー。種類も豊富で、値段もピンからキリまであ...