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登山レポ

竹田城跡が見える立雲峡ってどんなところ?実際に行って見ました。

雲海の上に浮かぶ天空の城で有名な竹田城跡が見えるポイント、「立雲峡」に登山と撮影に行って来ました。

天空の城や、日本のマチュピチュと言われて、人気の竹田城跡。雲海の上に浮かぶ姿をカメラに収めようと、早朝から山を登り、夜明けとともに撮影する。

その人気スポットである「立雲峡」に今回は一眼レフを持って、登山と撮影に行って来ました。

「立雲峡」の場所

住所:兵庫県朝来市和田山町竹田

位置的には、兵庫県の北西部に位置する朝来市にあります。

大阪から車で:阪神高速11号池田線→中国自動車道→舞鶴若狭道→春日和田山道路→北近畿豊岡道路経由で約2時間。

「立雲峡」は朝来山(標高:757m)の中腹にあり、竹田城跡と相対した位置にあります。

「立雲峡」には駐車場が完備されており、無料で利用することができます。

但し、ゴールデンウィーク中(5/3〜5/7)は有料で300円。

竹田城とは

竹田城とは別名、天空の城・虎臥城・安井ノ城とも呼ばれ、築城主は山名宗全で築城年は1431年(永享3年)。

主な城主は太田垣氏・羽柴秀長・桑山重晴・赤松広秀である。

1600年に廃城し、今は石垣・堀・井戸などが残り、国の指定史跡とされている。

近くを流れる円山川の川霧に霞むことから、天空の城や日本のマチュピチュと呼ばれ、名物となっている。

「立雲峡」入り口の竹田城跡の雲海に浮かぶ天空の城の看板を撮影。

これをカメラに納めるべく多くの人が集まる。

但し、雲海が見える期間は限られていて、秋から冬にかけての日の出前から、8時までの間で特に9月から11月の間に発生しやすい。

但馬南部地方に濃霧注意報が出ると可能性があるそうです。

今回は「立雲峡」がある朝来山に登山と天空の城撮影を兼ねて来ましたが・・・

あいにくの雨模様・・・天気予報では晴れだったのに・・・

夜明け前から登る予定も日が出てから登ることに・・・

「立雲峡」入り口には綺麗なトイレも完備されていました。

ご丁寧に竹の杖まで用意していただいてありがたいです。

駐車場は結構な台数が止めれそうですが、雲海の季節になると、深夜から場所取りで満車になるそうです・・・

トイレ横には自動販売機も完備。水を買い忘れても安心ですが、雲海の季節はどうなのでしょうね。

登り始めはゆるい階段から。

綺麗な苔の岩などが目立ちます。

すぐに第3展望台につきますが、霧で何も見えません。

霧は霧でも雨の霧と川の霧は違います・・・泣

第2展望台についても状況変わらず・・・というより、霧がさらにひどくなって来ました。

入り口から登ることおよそ20分ほどで第1展望台に到着。天空の城の人気撮影スポットです。

ですが、この様子・・・

周りに人はいません。登ってる時に「何も見えへん」と教えてくれて下山していく人は数名いましたが・・・

仕方ないので、朝来山山頂を目指すことに・・・

さらに15分ほど登った大成池を越えたあたりで、大粒の雨が降って来て、雨宿りで足止め・・・

少し待つが止む気配なく、登山は中止することになり、下山します・・・

第1展望台まで降りてくると、雨が止んだので、朝飯でも食べながら、霧が晴れるのを待とうということになりまして・・・

霧よ晴れろ〜!とおにぎりを頬張るYさん。

今回はおにぎりと、巷で話題のカレーメシです。

湯を注ぐだけ、カップラーメンを作るのと同じくらいの時間でカレーができてしまう。

これが結構美味しかった♪

かさばるので、今後は中身を出してジップロックに入れようと思いました。

うっすら見えてはいるんだけど・・・

第1展望台でかなり粘りました。1時間15分くらい・・・泣

見えて来た!

連写だ!連写!

晴れている時は普通に見えるのでしょうが、この天気だとこのくらいの見え方でも感動するもです・・・笑

今日はこれで満足!下山します。

寝てないのでフラフラです・・・

途中の第2展望台でパシャッ!

第2展望台からの眺め。

竹田城跡とだいたい同じ高さですね。

突き出た岩を見ると、上に乗りたくなるのは私だけでしょうか?

ゴミ持ち帰り運動実施中!

もちろんでございます。きっちり持ち帰りました。

無事に下山完了。

登山と言っては短く・・・撮影と言ってはかなりの不十分ですが、何とか姿を見せてくれた竹田城跡に感動し、また川霧の時期にリベンジを誓うのでした。

「立雲峡」まとめ

今回は川霧の時期ではなく、雲海の上の竹田城跡を見れないのは承知の上で来てみましたが、まさかの雨での霧で視界はかなりの悪さに。

まともに竹田城跡も見えずに下山していく人もいてましたが、何とか粘って、うっすら見ることができました。

雲海のできるシーズンに入る前に下見ができたので、雲海に浮かぶ天空の城を撮影するための注意点が見えて来ました。

・駐車場の確保 ・第2展望台から第1展望台までが少し急な場所があること ・第1展望台の1段目は前の木が少し邪魔になること

・三脚の持参 ・風がない日が良い

また、雲海のシーズンにチャレンジしてみたいと思います。

おまけ

「立雲峡」から車で10分くらいの所にある「よふど温泉」に立ち寄りました。

露天風呂がとても広くて、登山で疲れた体を癒すことができました。

「立雲峡」とセットで温泉も楽しめますのでぜひ利用してみてください。早朝登山でも、温泉のオープンが10時からですので、1番風呂が狙えますよ♪隣でスイレン祭りもやっていて綺麗でしたよ。

営業時間:午前10時から午後9時半まで(10/1〜11/30の期間の土日は午前9時から)

料金:大人(中学生以上):600円 子供:(3歳以上):300円 JAF割引ありました。

朝来市山東町森字極楽108番地

竹田城跡の撮影に苦しみましたが、ハスは綺麗に撮れていますね。

ちなみに私ではありませんが・・・