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FEDECAのIt’s my knifeがカッコいい!私の物欲を刺激するその理由とは・・・?

初めてtwitterで見た時、一目惚れしてしまいました。


何気なくtwitterをチェックしている時に、目に飛び込んできて、それと同じタイミングで胸がジーンとしました。誰もいないのに声が出て、「カッコいい!!」と何度も言いながら、twitterのフォローボタンを押したのを、今でも覚えています。

とはいえ、「ナイフ好きの危険な奴」ではありませんので誤解のないように・・・でも好きなのでしょうね「ナイフ」が。そういう人って結構いると思います。

このツイートで、一目惚れしてしまって、色々見進めて行くとハンドルを自分で削って作っていくキットなのだとわかりました。この完成の状態では販売されていないみたいだという事がわかり、諦めていたんです。自分には削ってハンドル作る器用さもないし、ハンドルのデザインも湧いてこないし、作る時間もないし・・・などと色々理由をつけながら・・・

それに、ブレードを出しやすくしたり、色々やって愛着のあるオピネルもあるし、モーラナイフも持ってるしナイフ3本もいらないでしょって。モーラナイフを買ったばかりって事もあり、タイミングが悪かったのです。

なぜか、物欲の虫もどこかに去り、It’s my knifeの事もそのまま忘れていました。

そして、最近になりtwitterでまた、胸が熱くなるツイートがありました。

 

すぐにあの時のナイフのメーカーさんのツイートだとわかりました。クラウドファンディング初日で目標金額を達成するなんてすごいです。支援している人達の多くがリピーターさんのようで、顧客満足度が高いことがわかり、あの時の物欲がまた湧いてきたのです・・・

 

 

クラウドファンディングのIt’s my knifeはキッチン用なので、とりあえずは前に見たフォールディングナイフが欲しい。そう思っていると、5月に大阪でファン感謝イベントを開催するというツイートがありました。

ワークショップで、It’s my knifeを買ったけれども作れてない人もそこに来てくれれば、一緒に作れますみたいな企画を考えているというのを知り、これは不器用な私でも作れるかもしれない!と思いました。

ファンのことを大切にする姿勢には本当にびっくりしました。益々It’s my knifeが欲しくなりました。

It’s my knifeはFEDECAという、兵庫県三木市の老舗金物メーカーが手がける刃物メーカーの商品で、恥ずかしい話、私は兵庫の三木が金物・刃物の町という事を知りませんでした。私の住んでいる大阪には、刃物の町・堺市が近くにあり、もう一つ有名な岐阜の関の二つしか知らなかったのです。

調べて見ると、三木市が全国屈指の金物のまちとして栄えるきっかけは、あの羽柴秀吉の三木城攻めで、秀吉は焼け野原となった三木の町の復興を考え、免税政策をとり四方に散らばった人を呼び戻し、復興のために大工職人や大工道具を作る鍛治職人が次第に増え、三木の町も活気付いたそうです。復興がひと段落すると、大工の仕事がなくなり、京都や大阪に出稼ぎに行くようになり、その時に大工が持参した道具の素晴らしさが評判となり、鍛治の里三木として地盤を固めたそうです。「播州三木打刃物」は国の伝統工芸品に指定されており、歴史ある物だったのです。

よく考えて見れば、オピネルはフランスの刃物メーカー、モーラナイフはスウェーデンで日本国産のナイフは持ってない・・・日本人なら、日本産のナイフは持っていたいですよね。さらに購買意欲が湧きます(笑)

 

ここまでつらつらと、メーカーさんのファンを思う素晴らしい姿勢と、日本国産であることを書いて来ましたが、一番心をくすぐるのが、やはり、自分で木のハンドルを削って、自分の道具として息を吹き込み、完成させる事だと私は思っています。

不器用なりにも、初めてみたtwitterのナイフのハンドルのようにいかなくとも、自分で満足するハンドルを作ることができます。

ハンドルを自分で削ったことにより、オンリーワンのナイフとなります。オピネルやモーラナイフはみんな使っています。

自分で削って作ったハンドルは必ず愛着が湧きます。道具として、相棒として最高の物となることでしょう。

熱くなりましたが、不器用な私も幸い5月まで物欲を抑えなくて済むことになりました。

不器用な私は、欲しいけど本当に作ることができるのか、不安になり、FEDECAさんに質問したところ、神戸の直営店でワークショップをしているとのことで、お邪魔することにしました♪

こうして、一目惚れのナイフを手に入れることになり記事を書いていますが、とてもワクワクしています。初めての体験でうまくいかないかもしれませんが、素敵なナイフになるように、ワークショップで色々学んできたいと思います。

オンリーワンのハンドルのナイフ。あなたも挑戦してみてはいかがですか?