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登山アイテム

登山インナーは何がいいの?やっぱりジオライン?





究極のアンダーウエア「ジオライン」

登山用のインナーは各メーカーから出ていますが、安価で手に入るヒートテックを普段から愛用していて、ヒートテックは暖かいからと、登山に使う人もいるようですが、やはり登山にはモンベルのジオラインが人気があるようです。

先日の金剛山登山に参加された方の中に、インナーにジオラインを採用している方がいたので、感想を聞いて見ました。

モンベルのジオライン愛用のOさんが答えてくださいました。

(以下Oさんコメント)

・ジオラインというモンベルのアンダーシャツの感想を述べてみたい。
モンベルのアンダーウエアは機能と快適性がウリのメリノウール、機能優先のジオラインがある。
前者は中厚手と厚手、そしてラウンドネックとハイネック(ともにメンズ)の合計4手、ジオラインは薄手と中厚手と厚手、ラウンドネックとハイネック(ともにメンズ)の合計6手という中から好みと用途に応じて選ぶことが出来る。今回は私が用途に応じて使用しているジオラインについて書くことにします。
・私はジオラインの用途として・・・
①半袖 サイクルジャージのアンダー及び山歩きなどでモンベルTシャツ(ウィックロン)のアンダー
②長袖 薄手 サイクルジャージ長袖のアンダー、秋口の登山のアンダー、タンユースのアンダーと結構重宝している
③長袖 中厚手(今回初めての導入) 登山のインナー(寒い時期)、仕事で外作業時のインナーなどなど。
・ジオライン使用して良いところ
①今までに体感したことのない速乾性の良さ(どんな季節でも汗冷え知らず)よって不快感なし。
②どちらかというと敏感肌ですが、トラブル知らず。
③旅行先に持っていくのは2枚で十分。ホテルで手洗い→朝には乾いてる。
・イマイチなところ
①安くない(性能から考えたら安いと思うのだが・・・)

②一度使うと他の機能性インナーが着れない(欠点ではないのだが・・・)

山頂1.1度の環境の中、登りはクリマプラスの旧モデル(裏地付きのフリース)の下に長袖・中厚手のジオラインのみで登る。汗が浮いているのがわかるが、不快感や汗冷え無く山頂まで登ることができた。

中厚手は空気の層を持っているため、体温の低下や外気の影響を受けにくいものであることがわかった。反対にこれを薄手で登っていたら、ダウンを着ないとダメだったかも・・・。
以上のコメントをいただきました。
モンベルのサイトでも「驚異の速乾性と保温力」と紹介されてます。
Oさんが言う通り、汗をかいても素早く外に放出し、汗冷えしにくくベタつかない、不快にならないのが人気の理由のようですね。
同じ日に私は、ヒートテックを着用しましたが・・・
汗でべたつき、頂上でタオルで体を拭きました・・・
登山は気温が低くても、登っている時は汗をかきます。現に途中の休憩ポイントで、フリースなどを脱いで調節している方も多く、「暑い」と言う声も聞こえます。
その汗をかいたままでいると、体が冷えて体調を崩す原因となりますし、汗でべたつくと不快になります。
Oさんは、登山より汗のかき方が激しい、ロードバイクのトレーニングでもジオラインを着用されているそうです。
私もロードバイクに乗りますが、さすがにヒートテックを着用してトレーニングする気にはなれません。(笑)
それだけ、保温性に優れて汗をかいても素早く放出して汗冷えを防ぐ、スポーツ、登山には最適なインナーだと思いました。
まだまだ寒い日が続きますが、ジオラインで快適な登山を楽しみたいですね。