おしゃれで機能が充実していて、便利なアウトドアアイテムを、普段の街使いに取り入れてみませんか?
先日行われた、アウトドア雑誌「BE-PAL」の編集長の大澤竜二さんと旅行作家のシェルパ斎藤さんのスペシャルトークショーでは、色々なメーカーのアイテムについておすすめや、愛用されているアイテムの紹介などありました。
アウトドアウエアもおしゃれなものがたくさん出てきています。
「山でも街でも便利なアウトドアグッズ&ファッション最新事情」と題しての大澤さんとシェルパ斎藤さんのトークショーの模様をお届けします。
お手持ちの山服が意外にも、おしゃれに普段使いできるかもしれませんよ♪
目次
まずはお二人のご紹介

まず、向かって右側の方が「BE-PAL」編集長の大澤竜二さんです。
老舗アウトドアライフマガジン「BE-PAL」現編集長で、10代の頃からクライミングに取り組まれて、新ルートを開拓されています。
向かって左側がシェルパ斎藤さんです。
斎藤さんは、学生時代に揚子江を単独で下った事をきっかけに、フリーランスのライターになられ、シェルパというペンネームはネパールを旅したことと、読者を歩く旅にいざなう事に由来されています。
犬連れバックパッカーの元祖にして第一人者と自称され、「BE-PAL」にも紀行エッセイを長期連載されています。
それでは、お二人のおすすめアイテムについてレポートしていきます。
ダウンジャケット
街中でもダウンジャケットを着ている人が多くなってきたが、アウトドアブランドのダウンジャケットは機能が充実しており、暖かい。
とても軽くて、収納もコンパクト。
ライトダウンも着た感じ、薄くて軽いのに暖かいので、シルエットもスッキリ見える。
例に出すと、バーグハウスというメーカーのダウン。
バーグハウスのダウンジャケットは水を弾く、「ハイドロダウン」を採用しているので、雨の日でも着れるのがポイント。
従来、ダウンジャケットは水に弱いとされてきましたが、ハイドロダウンはダウン自体にナノレベルで撥水加工がされているそうです。
(こちらのハイドロダウンについて、おとな女子登山部の吉野香織さんが、実験をしている記事がありますのでご覧ください→コチラ )
最近のダウンジャケットは立体裁断されていて、街中でもスムーズに動き回れるのも特徴の一つ。
ジャケットではもう一つ、パタゴニアの定番のナノエアーは気軽に着れて暖かいので、街中でも重宝するはずです。
フリース
色々なデザインのフリースが販売されていて、自分の好みの物を選べるのも嬉しいです。
ダウンジャケットとは違い、じゃんじゃん洗うことができるので、普段使いにもぴったりです。
フリースを着ていると、ダウンジャケットがスムーズに着れるのもポイントです。
インナー
おしゃれなファッションばかり追い求めて、インナーをおろそかにしてはいけません。人はじっとしていても汗をかきます。汗をかいてそのままでいると、汗冷えして風邪を引いてしまうかもかもしれません・・・
それに、せっかくおしゃれをしているのに、汗臭いと台無しですよね・・・
普段の街中ファッションでもインナーを大切にしましょう。
今回は、トーク会場にブース出店されていた、ミズノの「ブレスサーモ」についてお話されていました。
ブレスサーモとは、「発熱」「吸湿」「消臭」を兼ね備えた、すごいインナーです。冬をトータルで考えた暖かさを実現しているのがブレスサーモです。簡単に説明すると、体から常に発散されている水分を、吸湿発熱素材が吸収して発熱します。
発熱すると蒸れるので、優れた吸湿素材がドライな状況を保ち、水分を吸い続けて臭くならないように、糸自体に消臭力のあるものを使っています。
お二人のお話でも出ていましたが、アルプスの縦走などで何日もお風呂に入っていない客が利用する山小屋には、ブレスサーモの布団があり、消臭効果のため、臭くないのだそうです。
ちなみに、一般には販売されていないようですが、すごいですね。インナーにもこだわって、臭くなく、普段も快適に過ごせるのはいいですね♪
防水バッグ
普段持ちのバッグは、防水性の高いものは中々ありません。おしゃれな服装に、防水性の高いアウトドアバッグは合わない場合がありますよね?
そんな時は、バッグの中身を濡らさないようにすれば、おしゃれなバッグを雨の日にも使えます。防水バッグが役に立ちます。
バッグの中身で絶対に濡らしたくないものを、このドライバッグの中に入れて、バッグに入れておけば、防水性の低いおしゃれなバッグでも大丈夫です。
おまけ・・・シェルパ斎藤さんが快適な登山の為にこだわっているものやこと
街中でもおしゃれで、機能性のいいアイテムについてお話しましたが、シェルパ斎藤さんが快適な登山の為にこだわっているアイテムについてお話されていました。
・靴下が意外にも大事である。
靴の中の足は汗をかきます。まして、登山となると汗の量も多いです。汗が原因で、靴擦れをしたり、マメができてしまうと、歩くごとに痛みや不快感を感じます。
そうなると、楽しいはずの登山も苦痛でしかなく、他の事故に繋がる場合もあります。
シェルパ斎藤さんは、靴下にもこだわり、登山の休憩中には靴下を脱いで、足を拭いてリフレッシュするそうです。
リフレッシュして、新しい靴下に履き替えれば、快適な登山が続けられます。靴下の予備もザックに入れておくといいですね♪
・インソールにもこだわる。
またまた足に関するアイテムです。足ってかなり重要なのですね。シェルパ斎藤さんは、インソールについて絶賛されていました。
足裏のアーチをインソールがしっかりホールドするので、歩きやすいそうです。
少しお値段が張りますが、自分の足型を計測して、自分にぴったりのインソールを作ってもらえるものもあります。
市販されているインソールの中から、自分に合うものを探して見るのも良いです。膝の負担を和らげたり、歩きやすくなり、効果は高いです。
まとめ
色々な登山メーカーから出ている、アウトドアウエアですが、登山を快適に行うことを前提に作られているものが多いので、機能性はもちろん、耐久性にも優れていて、街中では問題なく使えます。
少し前までは、いかにも「山登り」という格好ばかりでしたが、最近ではおしゃれなデザインのアイテムがたくさん出てきて、街中でも違和感なく使えます。
おしゃれな格好をした女性の方々も山でよく見かけますし、街中でもうまくコーディネートされている方も見かけます。
私、個人的には、バーグハウスのハイドロダウンを使ったダウンジャケットは、機能も素晴らしいし、軽いし、普段着のジーンズにも合わせやすいので、おすすめです。
シェルパ斎藤さんの快適な登山の為の足に関することは、とても勉強になりました。
休憩中の足のリフレッシュは、ぜひ取り入れて、私も快適な登山をしたいと思います。
2017年、年末のご挨拶
今年もあとわずかとなりました。
アウトドアブログ「OUTDDR-PRESS」ですが、読者の皆様のおかげで、一年間を無事に終えることができました。
たくさんの方々に読んで頂けた事を、とても嬉しく思います。
来年も引き続き、読者の皆様のお役に立てるような記事を書いて行きたいと思っております。
どうか、来年も引き続き、ご愛読いただきますようお願い申し上げます。
寒さの厳しい年末ですが、皆様お身体に気をつけて、素敵な年をお迎えください。
OUTDOOR-PRESS
<span id=”__caret”>_</span><span id=”__caret”>_</span>_