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アウトドアでの一酸化炭素中毒の死亡事故発生!〜思い出して欲しい一酸化炭素中毒の怖さ〜

わかさぎ釣りの男性死亡、テント内で一酸化炭素中毒


また、残念な事故が起こってしまいました。

2018年2月8日午前11時25分ごろ、福島県北塩原村の凍結した檜原湖でワカサギ釣りをしていた同県の男性(69歳)がテント内で倒れているのを友人が見つけ119番した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

喜多方署によると、男性はテント内でバーナーを使っており、死因は一酸化炭素中毒だった。(日刊スポーツ)

このブログでも、去年の9月の末にこれからの寒くなる季節の事故に関しての注意について記事にしましたが、また残念な事故が起こってしまいました。亡くなられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。また、発見されたご友人も辛い思いをされたと思います。

twitterでもつぶやきましたが、楽しいこと、好きなことをしている時にこのような事故になってしまうのは、本当にあってはならないと思います。知識としっかりした危機管理が必要だと思います。

また、この冬は非常に寒く、最強寒波が何回もきています。一酸化炭素中毒の警戒より、暖を取ることにばかりに気を取られていた可能性もあるかもしれません。この点も気をつけていただきたいと思います。

一酸化炭素中毒について、皆さんもよくご存知だとは思いますが、いま一度確認して、忘れていた方も思い出していただきたいと思います。

 

一酸化炭素中毒とは

呼吸で肺に入った酸素は血液中のヘモグロビンと結合し身体のあらゆる細胞に届けられます。届けられた酸素は、細胞内のミトコンドリアの働きで、人間が活動する為のエネルギーに変わります。←正常な状態です。

空気中に大量の一酸化炭素が発生した状況で呼吸すると、一酸化炭素は酸素の230ー270倍、ヘモグロビンと結合しやすい為、一酸化炭素ヘモグロビンになり、全身の細胞に運ばれ、ミトコンドリアの働きを邪魔し、エネルギーとなる酸素が不足し、様々な症状を引き起こします。

 

一酸化炭素中毒の症状とは

非常に高い濃度の一酸化炭素を吸った場合、気づく間も無く昏睡状態に陥り、そのまま一酸化炭素を吸い続けて死に至る場合があります。この場合は生存しても脳に障害が残る場合があります。

軽度な場合でも、めまい、ほてり、頭痛、吐き気など風邪に似た症状のため、一酸化炭素中毒だと気づきにくいです。

一酸化炭素には臭いも色もなく、おかしいと気づいた時には体に酸素が供給されず、麻痺したような状態で動けなくなっていることが多いのです!

 

一酸化炭素中毒にならない為の対策

テントの中で、ガスや薪、炭を使って暖をとったり調理をすることは避けましょう。テントのような狭い空間では、あっという間に一酸化炭素でいっぱいになってしまいます。

もし使用する際は、こまめな換気と一酸化炭素警報機の使用をお願いします。

 

 

 

同じような事故が起こらないように

アウトドアを趣味にしている全ての方に、自然を愛する全ての方に、安全に楽しんで欲しいと私は思っています。自然の中で素晴らしい経験をして、楽しんで、癒されて・・・でも無事に家に帰らないと意味がありません。

記事の冒頭でもお話しましたが、この冬は非常に寒いです。暖を取ることばかりに気を取られて、一酸化炭素中毒のことを忘れないでください。

一酸化炭素は無味無臭です。気づいた時は遅い場合があることを覚えておいてください。

最近のキャンプブームで、冬でもキャンプをする方が多いです。その中には、初めての方もいらっしゃるかもしれません。一酸化炭素中毒の事を教えてあげてください。ベテランさんで慣れていても、忘れている方もいるかもしれません。互いに声を掛け合って注意喚起をしましょう。

警報機をつけているからと安心しないでください。電源が入ってないかもしれませんし、電池がなくなっているかもしれません。こまめに確認と換気をお願いします。

これ以上、同じ事故で尊い命を失わないために、SNSで繋がっている方に一酸化炭素中毒の事を知らせていただけると嬉しいです。

安全にアウトドアを楽しみましょう♪