こんにちは!今日もお読み頂きありがとうございます。
先日、本格的な山岳写真を始めるために、Nikonのエントリーモデルのカメラから、FUJIFILMのフラッグシップモデルのカメラに買い替えた記事を書きましたが、買い替えに費用が結構かかりました。
元々、上位機種のカメラをお持ちの方の買い替えなら、買取金額が高いので、少しの追い足し金額で買い替えることができますが、エントリーモデルのカメラの買取金額はとても安く、頭金くらいにしかなりません。(私の場合、NikonのD5300レンズキットで19,000円でした。)
カメラのボディの買い替えだけで、結構な金額になり、手持ちのレンズまで買い替える事はできませんでした。
NikonからFUJIFILMに買い替えた記事でも書きましたが、持っているレンズを活かせるように、おなじNikonのカメラのフラッグシップモデルに変えれば、レンズの問題はないのですが、重さであるとか、かなり高額で手が出せないという理由で、Nikonのカメラは断念。他社であるFUJIFILMのカメラに買い替えました。
そうなると、カメラのマウントが違うので、FUJIFILMのカメラにNikonのレンズは装着できなくなり、使う事ができません。
そこで、どうにかしてFUJIFILMのカメラでNikonのレンズを使えることができないか調べてみると、レンズアダプターという便利なものを見つけました。
このアイテムのお陰で、NikonのレンズキットからFUJIFILMのフラッグシップモデルの買い替えに踏み切る事ができ、それ以外のレンズはそのままFUJIFILMのボディでも使える事ができています。
エントリーモデルのボディと数種類のレンズを持っていて、ボディだけ買い替えを考えている方に、今までのレンズを活かせられる、K&F CONCEPTのレンズアダプターをオススメしたいと思います。
K&F CONCEPT レンズアダプターとは
パッケージにある通り、FUJIFILMのカメラにレンズアダプターを取り付けると、NIKONのレンズが使えるようになります。
パッケージをパカっと開けるとエアキャップに包まれた本体が入っており、アダプターを使わない時はこのままケースとして収納しています。
レンズアダプター本体です。FUJIFILMのXマウントのボディにNIKONのGマウントをつけることができます。
取り付け方も簡単で、レンズをボディにつける要領と同じなので、一眼レフカメラをお使いの方ならなんの心配もいりません。
レンズにアダプラーを先につけてから、ボディにつける人もいれば、写真のように先にボディにアダプターをつけて、レンズをつける人もいたので、ご自身がやりやすい方で良いと思います。(今回は写真を撮るために、先にボディにアダプターを取り付けましたが、センサー部が露出する時間が長くなり、ホコリやゴミが入り込むので、先にレンズにアダプターを取り付けてから、ボディにつける方がいいと思います。)
ちなみに、私が持っているレンズは現在3個です。
[私のカメラとレンズ]
・ボディ:FUJIFILM X-T2
・レンズ:標準レンズ FUJIFILM XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
・レンズ:単焦点レンズ NIKON NIKKOR 35mm1:1.8G
・レンズ:望遠レンズ SIGMA APO DG 70-300mm1:4-5.6
単焦点レンズも望遠レンズも、安いレンズなので買取金額も安いので手元に残しました。この2つのレンズのあるなしで撮影の幅が随分違います。
FUJIFILMと他社レンズが合体します!
まずはNIKONの単焦点レンズと合体。今まで山はこのレンズをメインにしていました。
上から見るとアダプターの分、長くなりますがFUJIFILMのボディがコンパクトなので、実際に気にはなりません。
SIGMAの望遠レンズだとこんな感じで長〜いですが、無事合体は完了です。
K&F CONCEPT レンズアダプターの簡単な使い方の説明
簡単に使い方を説明します。
まず、撮影する前にカメラの設定を「レンズなしレリーズ ON」にしておく必要があります。ONにしておかないとシャッターがきれないのでお忘れなく。
レンズアダプター本体で触るのはこの2点のみです。①をボディ側に押してレンズを回すとアダプターからレンズを外すことができます。②のシルバーのリングが絞りを設定するリングになっています。
大きな◯が開放絞り、小さな◯が最小絞りです。シルバーのリングに印が付いているので、どれくらい絞っているのかわかります。
大きい◯の位置の開放絞り。
小さい◯の位置の最小絞りです。こんな感じでシルバーのリングを回して絞りを設定することができます。
あとは、レンズ側のリングでピントを合わせれば撮影できます。(オートフォーカスは使えません)
K&F CONCEPT レンズアダプターの注意点
オートフォーカス(AF)が使えないので、動くものをよく撮る人には、あまり使えません。私のように、風景を主に撮影する人には使えると思います。
レンズアダプターをボデイやレンズに取り付ける際は、慎重に取り付けを行ってください。無理やり取り付けると破損の恐れがあります。
違うメーカーのレンズとボディを組み合わせるため、メーカー保証がきかなくなります。対応マウントであってもレンズの後ろ玉が出ているようなレンズは装着できませんし、レンズを壊してしまう場合があるので注意が必要です。
レンズ自体に絞りを操作する機能を持たないレンズはアダプターを装着しても絞りの調節ができませんので注意が必要です!
まとめ
エントリーモデルのボディとレンズを数種類持っている方が他社の上位機種に買い替える場合は、それなりに費用が掛かるため、持っているレンズの買い替えまでは、なかなか踏み切れない方もいらっしゃると思います。
このK&F CONCEPTのレンズアダプターを使えば、他社のボディに今まで持っていたレンズが使えるので、レンズの買い替えは、新しいボディを使いながら,機会をみて買い換える事ができます。
しかも、このアダプター自体、それほど高いものでないので、手が出しやすく予算が新しいボディのレンズキット分しかなかった私でも手が出しやすい価格でした。
取り付け方法もレンズを取り付けるのとおなじなので使いやすいのも嬉しいです。
ただ、AFオートフォーカスが使えない事、絞りも自分で調整する必要があります。風景ばかり撮っている私なら、さほど問題にはなりませんが、動く物や人をメインに撮る方は、ボディと同じマウントのレンズが必要です。(私はレンズキットで購入した為、AFは標準ズームレンズが使えるので今のところは不便に感じていません。)
カメラは高価なもの、一気にボディとレンズを買い替えられる人はそんなにいないと思います。
せめて、フラッグシップモデルのレンズキットだけでも買い替えたいとお考えの方は、K&Fのレンズアダプターで、今までつかっていた、望遠レンズや単焦点レンズなどを使いつつ、新しいレンズの買い替えを考えてみてはいかがでしょうか?