こんにちは!今日もお読み頂きありがとうございます!
週末に低山をメインに登山を楽しんでいるのですが、ある日、膝が痛くなりました。
それは、下山の時で膝の内側に「ピリッ」っと痛みが走りました。
数日間、痛みが続き、忘れた頃にはなんともなくなっていたのですが、また次の山に登った時の下山時に同じような痛みが走りました。
そこで少し不安になり、トレッキングポールを使って登山に行くと、痛みが出る事なく、無事に下山する事ができました。また、膝の痛みが出なかった以外にも良い事があったので、トレッキングポールについて、まとめてみたいと思います。
登山に良く行かれる方で、まだトレッキングポールを使ったことがない方に一度目を通して頂きたい内容となっております。
膝に負担がかからない。
先ほどの通り、下山時に膝の皿の内側に「ピリッ」っとした痛みを感じることが数回続きました。その日のうちにアイシングなどのケアをしますが、2.3日は痛むことがありました。
下山時に膝に負担がかかるような歩き方を無意識にしているのではと思い、色々気をつけて下山しますが、同様の痛みが出たために原因はわからずでした。
ただ、山に登ることは大好きなので、どうにかして痛みが出ないようにしたいと思い、トレッキングポールを使ってみました。すると、下山時に痛みが出ることなく登山を楽しむことができました。
おそらく、トレッキングポールを使ったことで、膝にかかっていた負担が軽くなったからだと思います。
まだ年齢も30代後半だし、トレッキングポールなんてって思っていましたが、痛みを感じずに下山できるに越したことはありません。トレッキングポールが一気に身近な存在になり、標高の高い山や、登山時間が長い縦走などに挑戦できるようになりました。
腰にも負担がかからない。
膝の痛みだけでなく、腰が痛くなりにくくなりました。重たいバックパックを背負って登ると、腰に負担がかかります。特に、下山時は足元ばかり注意して見るので、前かがみの体勢になり、腰に負担がかかっていることが多いです。
足元に石が転がっていたり、荒れている登山道ではなおさら下ばかり見てしまいます。
目線が下ばかりにいってしまうと、不思議と前かがみになり、なかなか目線だけ下に送ることが難しくなります。
トレッキングポールを使うことで、安定して下山できるようになり、前かがみから自然と上体が起きた姿勢で降りることができ、結果腰の負担も少なくなり、前よりも腰が楽になりました。
斜面などですべって転ぶ事が減った。
私は足首をグネってしまうくせがあります。内反捻挫です。内側にグネってしまい、外側のくるぶしを痛めてしまいます。普段の何もない道でもたまにグネってしまい、山ではその回数も多いです。
そのため登山道でグネって転んだりすることがありましたが、トレッキングポールを使い出してからは、ポールで支えているので、グネっても転倒することがなくなり、ひどいグネりかたもしなくなりました。
石ころだらけや、水が流れている滑りやすい登山道でも、しっかり支えていられるので、転倒が非常に少なくなりました。
蜘蛛の巣を払うのにちょうどいい
夏の低山は蜘蛛の巣だらけ。特にあまり人が通らない登山道は蜘蛛の巣がすごいです。
下ばかり見て、蜘蛛の巣に気づかずに突っ込んでしまうとひどい目にあいます。笑
とにかく気持ち悪いので必死に指でつまんで体に張り付いた蜘蛛の糸を外しますが、なかなか取れません。
トレッキングポールがあれば、こんな悲惨な目に合うこともありません。先ほどの通り、トレッキングポールを使っていると、目線が下ばかりに行かずに、目の前の蜘蛛の巣に気付きやすくなり、先にポールで蜘蛛の巣を払って通ることができます。
これは非常に便利でした。
各メーカーのトレッキングポールの紹介
そんな膝の痛みを解消してくれただけでなく、腰の負担を軽減したり、蜘蛛の巣を払ったりと、最近大活躍してくれたトレッキングポール。登山用品の各メーカーから色々なものが販売されています。
個人的に気になるトレッキングポールをピックアップしてみました。
・LEKI(レキ)SPD2ソフトライト DSS
トレッキングポールで調べるとよく目にするメーカーが2つあるのですが、その中の一つがレキです。革新的なポールを次々と開発しているレキは、山行の快適と安全を第一に考え、長年培ったテクノロジーが結集されたポールは、個人的にも一度は使ってみたいです。
・Black Diamond トレイルプロショック
よく目にするもう一つのメーカーが、こちらのブラックダイアモンド。レキと人気を二分している印象があり、多くの登山者が使っているのを見かけます。
大自然を舞台にした様々なアクティビティーで、ハードに使える高品質で信頼性のある製品を開発することをポリシーとしているブラックダイヤモンド。こちらも注目です。
・mont-bell(モンベル)アルパインポール アンチショック
身近なショッピングモールにはだいたいある登山用品専門メーカーのモンベルのトレッキングポールもたくさんの方が使っておられます。今回はアンチショックを搭載したモデルをピックアップ。モンベルのポールは1本売りなので2本必要な方は同じものをもう一本お求めください。
まとめ
今回はトレッキングポールについてでしたがいかがでしたか?まだまだ若いからトレッキングポールなんて!って思ってた私ですが、すっかり必要なアイテムとなり必ず登山に携行するようになりました。
もう一度トレッキングポールを使ってよかった点をおさらいしておきます。
・下山時の膝の皿の内側の「ピリッ!」っとした痛みがなくなった。
・前かがみの腰に負担がかかる態勢から、上体が起きた姿勢になり、腰に負担があまりかからなくなった。
・転倒が少なくなった。
・目線が下から前になり、蜘蛛の巣の発見がしやすく、ポールで払って通ることができる。
以上が、私がトレッキングポールを使うようになって得たメリットです。デメリットは今まで持っていなかったので荷物が増えたことぐらいで、あまりにもメリットが大きいので気になりません。
ただ、少しお値段が張りますよね・・・ポールにあんまりお金かけてられないって方もおられると思います。
私の母も、トレッキングポールを進めたら、木の枝で十分と言ってましたが、しっかり体を支えるくらいの木の枝は太くて重いので逆に負担になります。
最近は安価なトレッキングポールも出てきています。耐久性などに心配があるので、私自身がいろんな山に持って行って試しています。なかなか使えそうなのですが、もう少し試してみてご紹介しようと思います。格安トレッキングポールにも期待してくださいね。