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ペグハンマーの使い方と必要性。有名メーカーより安いおすすめペグハンマー

あるのとないのとでは大違い!ペグハンマーとは?

テントやタープの設営には欠かせないペグハンマー。種類も豊富で、値段もピンからキリまであります。普通のハンマーでもいいような気がしますが、専用のハンマーがあるのには訳があります。今回はそんなペグハンマーについてです。

ペグハンマーとは何?

ペグハンマーについての前に「ペグ」についてです。「ペグ」とはテントやタープを設営する時に、ロープを地面に固定するために使用する、釘や杭の事をいいます。一般的に金属製とプラスチック製があります。

こちらが「ペグ」です。

この「ペグ」を地面に打ちつけたり、地面から引き抜いたりする時に使うハンマーが「ペグハンマー」です。

こちらが「ペグハンマー」です。

金色の部分が打撃部で、その反対側はペグに引っ掛け安い形状をしており、ペグ打ち・ペグ抜きに特化したハンマーなのがよくわかります。

ペグハンマーの使い方

まずペグハンマーの持ち方なのですが、ハンマーを振り上げたり、振り下ろしたりする動作があります。この時に、ハンマーがすっぽ抜けて飛んでいく可能性があります。万が一、人に当たったりする危険があるので、写真の赤いひもを手首にかけてから作業しましょう。(あまり振り上げたりはしないのですが、念のために)

持ちやすい握り方で持ちます。

ペグを地面に突き刺し、軽くペグハンマーで打ちます。

この時、地面に対して45度から60度の角度で打ち込みます。

ペグが自立したら、ぐらつきがなくしっかり固定するところまで打ち込みます。

打ち込み具合は、設営する地面の状況により変わりますので、ある程度打ち込んだら、手でペグを揺らして、しっかり固定されているか確認します。

これでペグ打ちは完了です。

撤収の時のペグを地面から引き抜く時は、打撃部とは反対側を使います。

このペグの抜き方で説明しますと、ペグの穴の部分にハンマーの先端を入れます。

そのまま引き抜きます。

抜けない場合は、このままねじって刺した穴を大きくするようにグリグリします。緩んだところで引き抜きます。

簡単になりましたが、このような感じで使います。

普通のハンマーではいけないの?

普通のハンマーでもペグは打てます。ただ、釘打ち用のハンマーでは、打撃部が小さくて少し打ちづらいです。打撃部の大きなものなら問題ないと思いますが・・・

ペグに引っ掛ける部分がないので、ペグが抜けません。

もちろんペグの穴にもはいりませんので、ペグを抜くのに何か他の道具(例えば、プラスドライバーをペグの穴に通してグリグリするなど・・・)が必要になります。

ですので、ペグハンマーがあった方が、設営・撤収の効率がアップします。

ただでさえ、手のかかる設営・撤収ですから、便利な道具でスムーズにストレスなく行えるといいですよね。

私の使用しているペグハンマー

某S社のペグハンマーに似ていますが、違います・・・よく似たものがかなり安くであったので、気になって購入してみました。

本物は6200円(税別)ですが、私が使ってるペグハンマーは2380円でした。およそ1/3です。

どういうものか少しみていきましょう。

ヘッド部分も某S社のものとそっくりです。

打撃部は黄銅製です。ペグを打った時のジーンとした衝撃を和らげてくれます。商品の説明にはこの打撃部は外して交換できると書いていますが、某S社のものが適合するかどうかはわかりません。

ペグを打った時の音が少し高いキーンという音がします。

数回使いましたが、打撃部が少し凹んでいますがまだまだ使えます。この柔らかさが打撃時の衝撃緩和とヘッドへの食いつきの良さのようです。

反対側のペグ抜き部分です。

この形状で色々なペグに対応します。

 

 

 

各種ペグにきっちり引っかかり、グリグリ回して引き抜きます。

ヘッドと持ち手もしっかり固定されています。

持ち手は樫の木でできています。某S社の物は持ち手に滑り止め加工を施してありますが、こちらはツルツルです。

このペグハンマーはヘッドの部分が重たいので、ペグを打つ時に打ちやすいのが印象的でした。ペグ抜きもこれにしてからは苦労していません。

付属のペグハンマー収納袋つき

カラフルなペグハンマー収納袋もついてきました。こちらの収納袋に・・・

ペグも長さ別に収納できて便利です。しっかりした布の袋なので、これだけのペグを入れても重たいですが大丈夫です。

これなら、ペグとペグハンマーが一緒に持ち運びできて便利です。

失敗のペグハンマー

一つ前に使っていたペグハンマーが使いにくかったので、今回のペグハンマーに変えてびっくりしました。

前に使ってたペグハンマーです。ペグ抜きに苦戦した際に持ち手のラバー部分が抜けてしまいました。

ヘッド部分もグニャリと曲がっています。

少し硬いペグを抜くのにも苦労しました。うまく力が伝わらない構造なのでしょうか?撤収時にひどく疲れました・・・

まとめ

ペグハンマーはキャンプには欠かせないアイテムです。ペグに特化したハンマーだからこそ、スムーズに作業が行えます。

値段のわりにしっかりしている私のペグハンマーですが、すぐに潰れるような感じはありませんので、私はこれで十分ではないかと思っています。

まだペグハンマーを持ってなくて、普通のハンマーで苦戦されている方にはおすすめです。

ペグとペグハンマーが一緒に収納できる袋もポイントが高いのではないでしょうか?

ちなみに私は、ファイヤーハンガーのセンターポールを建てる時にも使用してます。

釘打ちとかの普段使いも大丈夫です。

まだお持ちでない方は、色々なペグハンマーがありますので、自分好みのものを1本お持ちになってはいかがでしょうか?

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今回はペグハンマーについてお話しましたが、ペグもたくさんの種類があります。そんなペグについてまとめた記事をどうぞ。

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