京都の丹後半島にある、スイス村のオートキャンプ場に行ってきました。
今年のGWも、去年と同じく京都の丹後半島にキャンプに行ってきました。今回は新たなキャンプ場を利用したので、施設情報や感想をお伝えしたいと思います。
目次
イレギュラーが発生・・・
実は、去年利用した、同じ京丹後エリアにある、遊オートキャンプ場を利用する予定でしたが、到着してみると、係員も誰もいなくて、利用していいのか駄目なのかもわからない状態・・・(予約出来ない、先着順のキャンプ場です。)
この日はGWの後半が始まった5/3で、天気は朝方まで雨が降り、厚い雲に覆われていて、風が凄く強い日でした。
利用しようと思えば出来るのですが、係の人も誰もいないのに、勝手にキャンプ場に入って利用する事はできないので、今回は断念して、違うキャンプ場を探す事に・・・
近隣に、オートキャンプ場が他にもあったのですが、予約していないので、午後4時の時点で空いていたら利用できるといった状態・・・
まだまだお昼前だったので、他のキャンプ場を探す事にしました。
運良くチェックインできたスイス村オートキャンプ場
ネットで色々と調べていると、山の方に90サイトほどあるオートキャンプ場を発見。これだけの数のサイトがあれば、予約していなくても空きがありチェックインできるだろうと思い向かいました。
結果、無事にチェックインする事が出来ました。繁忙期の忙しい時に予約のない客に対応してくださった係の方には感謝感謝です。
不測の事態に備えて、周辺のキャンプ場などもチェックしておく必要があると、今回の件で勉強になりました。
次項から、スイス村オートキャンプ場の様子をお伝えしていきます。
スイス村オートキャンプ場詳細情報
住所:〒627-0101 京都府京丹後市弥栄町野中2562 TEL 0772-66-0036 FAX 0772-66-0246
舞鶴若狭自動車道:福知山I.Cより約75km 約110分 山陰近畿自動車道 京丹後大宮I.Cより約30km 約45分
オートキャンプ場開設期間:平成30年4月27日(金)〜平成30年11月4日(日)
利用料金・・・日・祝祭日前日、4/28〜5/5(GW期間)、7月・8月(夏休み期間):4,000円/区画・泊 上記以外の日:2,000円/区画・泊
区画概要:1区画(10mX10m)テント1張+タープ1張+車1台
禁止事項:直火・打ち上げ花火・キャンプファイヤー・建物内へのペット持ち込み
近隣施設:炊事棟・温水コインシャワー・テニス場・水洗トイレ・自販機
キャンプ場の様子・施設など
設営を終えると、スッキリ晴れてきました。山の上には風力発電の風車があり、スイスっぽい感じがしますね。
サイトはかなり広い芝のサイトでヘキサタープとアメニティードームMを設営し、サイト内に車をいれても、まだ余裕がある感じでした。
アメニティードームは両親用に設営し、空いたところに私のソロテントを設営。
持参したエアマットがまさかの穴開きで銀マットのみの寝床。芝生サイトでよかった・・・
こちらお手洗い。水洗で男女別。大きい方は和式のみでした。掃除は毎朝されているようでした。
炊事場も完備されています。
けっこう広いです。
食べ残しや炭などは流す事ができませんので、燃えるゴミに出します。
焼き場もあるので、万が一雨が降ってもこちらで調理が可能です。
オートキャンプ場にある施設は以上で、受付はリフト乗り場にあります。(冬はスキー場みたいです。)
とにかく寒かった・・・
無事にチェックインできたので、少し遅めの昼食を設営後に始めます。
お手軽焼肉と焼き鳥は焼くだけ簡単。設営の間に炭に火を起こしておくだけ。
サザエをつぼ焼きにして、ビールをチビチビやりますが、とにかく寒い・・・
ゆっくりするのも束の間、暖をとるために薪割りを開始。この薪は先日記事に書いた、峠の100円ショップの薪です。しっかり乾いていたので、薪割りも簡単でした。
今回はアタッシュケースに入れて持ち運べるロケットストーブの「ダック」を持ってきました。
煙突でポトフを作りつつ、遊火パンでトコブシをバター焼きにしながら、暖をとります。
火が沈む前にガソリンランタンに火を入れて、夜を迎える準備を。
寒いのでどんどん薪を追加。
火が完全に沈むと気温は更に下がり、震えがとまらない。この日は午後8時にはテントの中に入りました。
寒すぎると不思議な事が起こるもので、ビールを結構飲んだのに全然酔っていないという、変な現象が起こり、全然眠たくなりません。
堀口英剛さんの「RULES」を読みながら、人生を変えるモノ選びのルールを学ぶ。アウトドアも、アイテム選びは重要でとても勉強になります。あれこれ考えていると、知らぬうちに夢の世界へ。たまには、テントの中で読書もいいものですね。
夜中に嵐がきて、突風と大粒の雨で目が覚めます。テントから外に出て、タープ下の飛ばされそうな物をテントの中に入れたり少しバタバタして、再び夢の世界へ。
翌朝は快晴で、早朝から朝食を摂りながらの撤収作業。チェックアウトが10時なので、乾燥撤収できるように、テントを干したり濡れた物を拭いたりとバタバタ・・・
こういう時間のない時に遊火パンはめちゃくちゃ便利。バーナーで昨日の残りの食材を焼いて、手早く朝食を済ませる事ができます。
早朝からの頑張りで、10時に撤収完了できました。でも、10時チェックアウトは苦手・・・ソロならまだしもファミリーとなるとやる事が多いですね。
周辺の観光地も充実
バタバタの10時撤収でしたが、その分周辺を観光する時間ができました。
碇高原牧場
スイス村のすぐ近くに碇高原牧場があります。綺麗な風景が広がっていました。
伊根の舟屋
テレビなどでよく見る、伊根の舟屋も近くにあります。クルーズ船に乗って海から舟屋を見る事ができますが、今回は小雨が降っていて、断念・・・
食の王国
こちらは、食の王国。丹後半島のお土産も充実してて、是非寄って頂きたいスポットです。食事はもちろんですが、お花が綺麗で素敵でした。子供さんが遊べる遊具も充実しているので、家族全員楽しめます。
日本海
そして、いつも独特の雰囲気の日本海。太平洋とは少し違う雰囲気が好きです。
まだまだ見どころはありますので、キャンプと合わせて観光も楽しむ事ができます。
スイス村オートキャンプ場まとめ
今回はイレギュラーの為に、予約なしの飛び込みでも対応して頂きました。受付の際の説明も丁寧で、周辺の温泉やスーパーの案内もして頂きました。
ゴミは指定のゴミ袋を渡されて、燃えるゴミとその他の資源ごみに分けて、キャンプ場内のゴミ捨て場に捨てる事が可能です。
受付にはちょっとした売店がありますが、品揃えがいいわけではないので、忘れ物は無いようにしたいです。薪は販売しています。(焚き火は直火は禁止。)
サイトは広い方で、ファミリーテントとタープを設営して、車を一台停めても余裕があります。隣との距離が近いので、マナーの悪いグループが隣にいるとちょっとしんどいかもしれません。(平気で人のサイトを通る、23:30まで大声で宴会。)
芝のサイトなので、ペグの入り・固定具合は丁度よく、プラスチックペグを使っているグループもいました。水はけはあまりよくないです。
風力発電の大きな風車と青空がマッチして、素敵なキャンプ場でした。付帯設備として、テニスコートや変わり種自転車などもあるようで、ファミリーキャンパーがほとんどでした。
このキャンプでの失敗、学んだ事
GW前半に低山登山に出かけた時は、もう真夏か?というような陽気で、半袖Tシャツに短パンで登り、腕を日焼けしたので、暑くなる事ばかり考えて寒さ対策を一切してこなかった。
その為、凍えそうになりながらのキャンプで早々にテントの中に引きこもるという、すこし残念なキャンプになってしまいました。
季節は春から夏という季節でも、ライトダウンくらいは車に積んでおいた方がよいと学んだキャンプになりました。
ライトダウンお持ちの方は車に忍ばせておいてください。
今回は少しバタバタでゆっくりできなかったので、消化不良・・・近いうちにゆっくりキャンプしたいとおもいます。
以上、スイス村オートキャンプ場のレポートでした。
次の記事は・・・
近畿のキャンプのメッカ、奈良県の天川村にある洞川(どろがわ)キャンプ場についてまとめた記事です。