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登山で写真を撮るなら、重たいフルサイズ一眼レフよりミラーレス一眼がおすすめって本当?

いつかは、フルサイズ!そんな憧れも、少し状況が変わってきたみたいです。

こんにちは!Outdoor-Press編集長のナオです。

最近、登山やカメラの話題ばかりですが、このブログで、綺麗な写真を掲載して自然の美しさを見て頂きたいと、試行錯誤しているうちに、カメラの楽しさにハマってしまいました。

少しでもいい写真をご覧いただけるように、引き続き勉強していきたいと思っております。

さて、今回は登山で写真を撮るなら、ミラーレス一眼がいいのではないか?と思う事があったので、色々調べて見ました。

あこがれのフルサイズ?

私が使っているNikonのD5300はフルサイズよりセンサーサイズがひとつ小さいAPS-Cというセンサーサイズ。

カメラ初心者なら、十分なセンサーサイズなのですが、レンズを買う時に「のちのち、フルサイズに移行するなら、フルサイズでも使えるレンズを買いましょう。」なんて言われる事が多々ありました。

頭のどこかで、「ゆくゆくはフルサイズに」という感じで、どこか憧れの存在になっています。

ただ、フルサイズのカメラはカメラ自体もレンズも非常に高価で、全然手が出せない・・・まぁ、初心者なので、そもそもフルサイズは必要なのかな?とか、モヤモヤしていました。

こんな人って私だけではないはず、フルサイズのあこがれでモヤモヤしていませんか?

でも少し状況が変わって来たんじゃないかと思う記事を目にしました。

フルサイズ一眼レフからAPS-Cセンサーのミラーレス一眼に移行したという記事

Nikonのフルサイズ一眼レフを売却してAPS-Cのミラーレスに移行しました!って記事を見て、「えっ!なんで?」とびっくりしました。

いつかはフルサイズという憧れがあったので、フルサイズのカメラやレンズを持てば、それで満足できてゴールなのだと信じていたからです。

しかし、乗り換えた理由を読んで、納得する点がいくつかありました。

・フルサイズのカメラは大きくて重たい。山に持っていくにはあまりおすすめできない。

・レンズも高価なため、岩などにぶつけて壊さないかと、変に気を使ってしまう。

・ストリートで撮影する際に、フルサイズは大袈裟過ぎて怪しまれる。

・ミラーレスはサイズ感やファインダーを覗いた時の情報量が豊富である。

・技術の進歩で最近では高性能のミラーレス一眼が出ている。

やはり、フルサイズは大きくて、重たいし、高価なので色々気を使う点があるようです。実際にフルサイズを使われていた方の記事なので参考になりますし、今の私に当てはめて考えてみても同じようになるのではないかと、想像がつきます。

この記事を読んでから、フルサイズが全てではない事が分かり、モヤモヤしていた気持ちもどこかへ行きました。

登山に丁度いいサイズ感!ミラーレス一眼

モヤモヤが消えると、ミラーレス一眼が欲しくなった私ですが、物欲を抑えつつ登山に使えそうなミラーレス一眼を調べてみました。

山写真を始めようと、エントリークラスの一眼レフを購入したけど、できればもう少しいい機種に変えたい!でも、フルサイズは重さ的にも金銭的にもキツイ!

そんなあなたに、Outdoor-Pressが気になるミラーレス一眼3機種をピックアップしてご紹介したいと思います。

オリンパス OM-D E-M1 Mark Ⅱ

色々調べているとオリンパスのこのシリーズを結構使っている方が多いのがわかりました。こちらはオリンパスのフラッグシップモデルのOM-D E-M1 Mark Ⅱです。

あらゆる種類の手ブレを補正する新型のボディ内5軸手ブレ補正機構。防塵防滴で雨の中でも撮影可能。それに加え、マイナス10℃までの耐低温も備えています。撮ったその場で画像をスマートフォンに転送「内蔵Wifi」と機能も充実。

さらに気になるのは、「フルサイズ一眼を超える解像を実現した50Mハイレゾショット」で、50M相当の超高解像度画像が得られます。
大きさは134.1mm x 90.9mm x 68.9mm
重さは本体のみ(メモリーカード、電池、アイカップ含まない)約498g

SONY α6500

続いて、こちらも人気のSONYのミラーレスカメラα6500です。アンチダスト機能、決定的な瞬間をものにする、4Dフォーカスシステムや、サイレント撮影機能、撮ったその場でスマートフォンなどに写真や動画を転送できるWi-fi対応ワイヤレス通信など魅力的な特徴が多数盛り込まれている。ボディ内に光学式5軸手ぶれ補正。タッチパネルによる直感的なフォーカス操作も可能。

大きさは120mm x 66.9mm x 53.3mm(グリップからモニターまで)

重さは本体のみで410gと非常に軽量なのが魅力。

FUJIFILM X-H1

FUJIFILMは色がいいという評判をよく見かけます。私が衝撃を受けた記事、Nikonのフルサイズ一眼レフを全て売却してミラーレス一眼に移行した人は富士フイルムを選択していました。

こちらのX-H1は防塵防滴に加え耐低温構造はもちろん、他の2機種と同様にボディー内に手ブレ補正機構もあります。

まるでフィルムを交換するような感覚で変更して楽しむことができる「フィルムシミュレーション」が全16種類あるのも魅力です。

大きさは139.8mm x 97.3mm x 85.5mm

重さは本体のみで623gと先にあげた2機種に比べてやや重たい。

 

ピックアップした基準は、コンパクトで軽量である事と手ぶれ補正機構がボディー側にあるものです。

そして、登山で使うことを考えて、防塵防滴性能があるもの。(耐低温性能があればなお良し)

そして、エントリーモデルからのステップアップという事で、フルサイズ一眼レフに迫るくらいの機能性や所有満足感の3ポイントを重視してピックアップしてみました。

フルサイズ一眼レフ導入に比べて、かなり敷居は低くなったのではないでしょうか?

でも、やはりフルサイズがいい!

やはりフルサイズはあこがれ!譲れない!そんな方もいらっしゃるとおもいます。資金も余裕があるのであれば、フルサイズミラーレスがおすすめです。

SONYといえばフルサイズミラーレス。先にサイズと重さを書いておきます。

大きさは126.9mm x 95.6mm x 73.7mm

重さは本体のみで572gとフルサイズでこのコンパクトさと軽さはびっくりです。

圧倒的な高解像と低ノイズ性能、AF・AE追随高速連写性能、飛躍的に進化を遂げたAF性能、プロのワークフローに応える高い操作性を備えています。

ちなみに、twitterでよくやり取りをさせてもらっている、キャンプとカメラのブログのバヤログを運営されているbaya60830さんの周りの方はα7Ⅲに移行されているようですよ。


バヤログさんのブログは写真の雰囲気がめっちゃいいのと、紹介しているアイテム選びのセンスがすごくいいので、私の好きなブログです。アウトドア情報満載の素敵なブログですので、是非見てください!(毎日更新していてすごい‼︎)

技術の進歩は素晴らしい!

フルサイズ一眼レフからミラーレス一眼に移行したという話は、私の中でかなり衝撃な話題でしたが、そういう方が複数おられるので、「軽さは正義!」なんだと認識しています。

現に、APS-CのNikon D5300でも首からかけての登山は結構しんどい。

ただ、私はフルサイズ一眼レフを使っていないので、一度でいいから使ってみたい。という思いがあるのも事実。

しかし、金銭的にも体力的にも余裕がないので、ミラーレス一眼がフルサイズ一眼レフに迫る勢いで進化して、価格的にも少し背伸びするくらいで手に入れられるのは嬉しい事です。

私の知り合いにフォトグラファーの方がいてますが、「写真をうまく撮るにはどうすればいいのですか?」の問いに、その人は「とにかく、色々考えて、たくさん撮る事」と教えて頂きました。

たくさん撮るには、いつでも撮影できるように、持ち運びのしやすい、ストレスフリーなカメラを相棒にすれば、それ自体が上達への近道になるのではないでしょうか?