一眼レフの入門機から本格ミラーレス一眼へ
こんにちは!今日もご覧頂きありがとうございます。
登山を楽しむようになって、自然の美しい風景をうまく切り撮り、ブログに掲載して皆さんに見て頂きたいという願望がある私ですが、3年半使用したNikonの一眼レフから、FUJIFILMのX-T2というミラーレス一眼に買いかえました。
これから登山やアウトドアの撮影を本格的に始めるために、エントリーモデルのカメラからステップアップしたいと思っている方にカメラ選びの参考になればと、なぜ私がNikonからFUJIFILMのミラーレスに買いかえたのか、理由を書いていこうと思います。
目次
3年半使ったNikon D5300。
私が初めて買った一眼レフカメラがD5300です。買った時は色々撮るぞー!とワクワクしていたのですが、いまいち操作方法が分からず、カメラの知識もなかったため、放置していた時期もありました。
それからちょこちょこ持ち出しては、電車を撮ってみたり、花を撮ってみたりしてInstagramにUPする程度の活躍でした。
そんなD5300ですが、このブログ「Outdoor-Press」を始めるようになり、記事にのせる写真も少し凝るようになってからは、毎日のように使う頼もしい相棒となりました。
レンズも標準ズームレンズに、望遠レンズと単焦点レンズを買い足して楽しんでいました。
D5300は、とてもいいカメラで、Nikonの中ではコンパクトで軽量。エントリーモデルの3000系より少し充実した内容が、初心者の私が少し背伸びした感じで良かったのです。
山に持っていくのにも、軽量コンパクトで良かったし、下手くそなりに撮れた写真も好きでした。ただひとつ、これから登山などで使っていく上で心配な要素がでてきたのです。
その心配な要素とは、防塵防滴耐低温仕様ではない事。アウトドアや登山をメインに使っていく上で、かなり重要な要素を満たしていなかったのです。
やはり、安心してガンガン使えるカメラを使いたいという欲求が出てきたのと、少し放置した期間もありましたが、3年半使ったのでそろそろステップアップしたいという事もあり、思い切って買いかえることにしました。
FUJIFILM X-T2に変えた理由。
色々なカメラを検討しました。もちろんNikonのレンズを活かしたかったので、Nikonの機種を第一に検討しました。
フルサイズの世界には、資金的に遠く及ばず、カメラも大きく重たくなるので、山に持っていくと厳しくなります。
そんな事を色々考えていた時に、以前に記事にした、NikonのフルサイズからFUJIFILMのミラーレスに移行した人の記事を目にしました。
この記事を読んで、ミラーレスなら軽量コンパクトを維持しつつ、カメラの性能もステップアップでき、防塵防滴と耐低温にも耐えれる、山に持っていくのに最適なカメラだと思い、ミラーレスに絞って色々比較して、FUJIFILMのX-T2を選びました。
数あるミラーレスから、なぜFUJIFILMのX-T2を選んだのか、まとめてみました。
撮影した写真の色がいい。
まずは色がいい。これは、twitterでお世話になっているフォロワーさんがFUJIFILMを使っている方が多くて、普段からフォロワーさんが撮影した画像を多く見ていました。
中々うまく文章にはできないのですが、FUJIFILMのカメラで撮った写真を見ると、「ゾクっと」する事があるんです。
そんな写真は何か現像段階で加工が入っているのかと思っていましたが、JPEG撮って出しのものもFUJIFILMの写真には多く、色が本当に良いんです。うまくはいえないのですが・・・
FUJIFILMのカメラにはフィルムシュミレーションというのがある事がわかり、使ってみたい!という気持ちが大きく、メーカーはFUJIFILMに決めました。
レトロなデザインがたまらん。
FUJIFILMのミラーレスも色んな機種がありますが、X-T2のデザインがカッコいい。少し大きめのダイヤルが3つも付いていて、上から見ると軍艦みたい。ゴリゴリ回しながら色々自分で設定して・・・なんて考えてたらX-T2しか見えなくなってました。
形もよく似ているX-H1と迷いました。カメラ本体に手ぶれ補正機構が搭載されていて、かなり魅力的な機種でしたが、大きさがX-T2よりひとまわり大きい点と、カメラ本体価格が20万を超えるので、少し予算オーバー。標準ズームレンズキットで10万円台のX-T2を選びました。Nikonのレンズしか持っていないので、よい選択だったと思っています。
フラッグシップなのに10万円台
X-T2はD5300からのステップアップには申し分ない充実した機能が満載で、FUJIFILMのフラッグシップモデルといわれています。ということは、FUJIFILMでも最上級のカメラです。そんなカメラが10万円台で手に入るってすごくないですか?
今までのNikonのカメラであれば、フラッグシップモデルは何十万円もして、手が届かない。私には縁のないものだと、言い聞かせる事しかできませんでした。
フラッグシップモデルって聞くだけで、ニヤけてしまうのですが、X-T2は高級感も感じられるので、所有欲は満たされました。もう上を見なくていいんだと思うと嬉しいですよね。
防塵防滴性能や、低温にも耐えられるカメラは上位モデルがほとんどなので、この点でもX-T2のコストパフォーマンスの良さに驚いています。
コンパクトで軽い
フラッグシップモデルといえば、色々な機能が詰まっていて、大きくて重たいイメージがありましたが、X-T2はコンパクトで軽量です。
バッテリーなどを含んだ本体重量は、およそ507g。今まで使っていた、NikonのD5300はおよそ530gなので、X-T2の方が軽いのです。
初めてX-T2を持った時は、高級感でD5300より重たいイメージでしたが、23gほど軽いんです。ステップアップしたのに、今までのカメラより軽いなんて、技術の進歩はすばらしいですね。
ちなみに、NikonのフルサイズカメラのD850はおよそ1005gでX-T2の約2倍の重さになります。やはり、重さは持ち出し頻度に関係すると思うので重要。
登山に持っていくなら、軽い方がありがたいのですが、まだ登山に持っていった事がないので、今後記事にしたいと思います。
購入にあたり、参考にさせていただいた素敵なブログをご紹介。
私がFUJIFILMのX-T2を選んだ理由についてまとめてみましたが、手にするまでは色々悩みました。本当にX-T2がいいのだろうかと思うことも、長くFUJIFILMのカメラを愛用されているユーザーさんの熱い記事で吹き飛んでしまいました。
そんなFUJIFILMのカメラを愛用されているユーザーさんのブログをご紹介させていただこうと思います。
カメラが美しく撮られている画像が多く。まるでカタログを見ているよう。Nikon→SONY→FUJIFILMとカメラ歴も長く、使われた機種も多数。X-T2を愛用されていて、ブログを読ませていただいた時に、私の心に響いたのが「使えば使うほど手に馴染む、最高のミラーレス一眼だと感じます。」という文章です。
ちなみに、私のX-T2の赤いレリーズボタンはこの記事を読んで真似しました。めっちゃ外れやすいけどかっこいいのです!
X-T2が欲しくてたまらなくなって寝れなかった夜に妄想に浸ったブログの一つです。
こちらもFUJIFILM愛に溢れた素敵なユーザーさんで、寝れなかった夜にお世話になったブログです。優しい写真が印象的です。ショールームやブライダルの撮影の経験をお持ちです。
はるかさんもNikonに始まり色々なメーカーのカメラを使われて、現在は「色が好き」でFUJIFILMをメインに使われています。
ブログで登場するキャラクターが可愛くて、個人的には「ネコ弟子」としっかり者の「ははペン」が好きです♪
この記事で、悩んでたX-H1を振り切りました(予算が足りない以外の言い訳を作りたかった・・・)
登山のレンズの記事もあるので、ぜひ見ていただきたいです。
X-T2の魅力を発信しているおふたりのブログ、FUJIFILMに興味を持たれたら是非読んで見てください。多分買っちゃいます。私は我慢できなかった。
でも、後悔はしていません。
実際に使ってみました。
数回、ストリートスナップを撮ってみました。
Nikon D5300の操作感と若干ちがうのと、できる事が増えたので、X-T2について色々と覚える点があり、電子書籍のX-T2パーフェクトブックを参考にしました。
評判どおりの色で、JPEG撮って出しでも、私の好みの色合いの写真が撮れたので、大満足。
ファインダーが明るくて見やすく、水平もとりやすいです。←かなり感動しました。
チルト式モニターでローアングルの撮影も楽々。
縦のローアングルもこのとおり!
グリップが少し小さく、握りにくいのでは?と心配していましたが、手がそんなに大きくない私には握りにくさはそんなに感じませんでした。
街中で色々といじりながら撮影していると、バッテリーが意外に早く減ったので、D5300に比べてバッテリー消費は早そうです。予備のバッテリーの購入を考えようと思います。
まとめ
Nikon D5300を購入した時は、とりあえず初めてのカメラなので、スペックはあまり気にせず購入したせいか、所有した喜びというより、撮影する事にワクワクしていたものの、うまく撮れずに飽きてしまう事もありました。
それでも、ブログを書くようになり、写真にもこだわるようになり、日に日に使用頻度が増え、たくさん写真を撮ってきました。
D5300には、写真を撮る事の楽しさを教えてもらったように思います。
今回はさらなるステップアップと、登山にもガンガン持ち出せるカメラという事で、FUJIFILMのX-T2に買いかえましたが、手にした満足感は十分にありました。
やはりFUJIFILMの色は良かったですし、防滴防塵性能に耐低温にも対応する頼もしさ。さらに、見やすいファインダーで撮影がさらに楽しくなりました。シャッター音も気持ちよくてたくさん撮りたくなります。
しかし、バッテリー持ちは悪いので追加バッテリーを購入は必須かと思います。
今では毎日カバンに入れて、ステキな被写体がないかと徘徊する日々(笑)
これからレンズ沼にハマっていく事になると思いますが、たくさんの良いシーンをX-T2で切り撮れたらな〜と思います。
現時点では、非常に満足度が高いX-T2。今後使い込んでいくうちに気づいたことなども随時アップデートしていこうと思います。お楽しみに。