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4万円以下で行ける!2つの百名山と温泉!登山初心者でも楽しめる長野の旅激安プラン。

登山と温泉を満喫!3泊4日をリーズナブルに楽しめる長野への旅プランのご提案!

まとまった休みが取れたので、憧れだった標高の高い長野の山に登山旅行を計画しました。実際に、旅行してきたのですが、とてもよかったので、みなさんにもお伝えしたい!ということで、OUTDOOR-PRESSがオススメする、「登山初心者でも楽しめる、信州長野登山と温泉の旅」と題して、旅プランをまとめて見ました。

キーワードは「百名山」「登山初心者でも楽しめる」「温泉」「グルメ」「リーズナブル」の5点。

3泊4日のボリュームのある内容となっています。長野に登山旅行に行きたい人には是非読んで頂きたい内容になっており、このプランでスケールの大きな大自然を満喫して、温泉で体を癒し、美味しい物を食べて、ゆっくり長野の旅を楽しんで頂きたいと思います。

1日目(1泊目)大阪→長野、深夜高速バスを利用(車中泊)

1日目は大阪から深夜高速バスを利用して長野県茅野市へ移動します。深夜高速バスのため、1泊目は車中泊となります。翌朝7時前に茅野駅に到着します。

今回、利用する高速夜行バスは、大阪梅田の阪急三番街から出発するアルピコ交通の諏訪・茅野ー大阪線のバスを利用します。降車地は茅野駅で料金は6,400円になります。(祝前日の日曜の夜出発の値段でした。)

今回の旅行のバスの予約・ホテルの予約は全て、楽天トラベルを利用しました。

バスは大阪梅田を22時に出発し、降車地の茅野駅には翌朝の6時59分に到着します。

2日目は朝から活動するので、バスの移動中はしっかり睡眠をとっておきたいと思い、格安で購入した睡眠グッズを持参しました。

意外に使えたのが、トラベルピローで、肩にかけて枕にするというより、腰を楽にするクッションがわりに使いました。非常によかったです。アイマスクは、場所により車内灯が眩しかったので、持って行った方が良いでしょう。

耳栓は気圧コントロールができる物が出ていますので、オススメです。

以上のアイテムを使い、睡眠をとりながら長野まで移動しました。トイレも完備された綺麗なバスで、乗客のマナーも良く、隣の席が空いていた為、ストレスはあまり感じられませんでした。

[1日目まとめ]

・大阪梅田(阪急三番街)22:00発→茅野駅翌朝6:59着 深夜高速バス利用
・運賃  6,400円

2日目 霧ヶ峰登山と上諏訪温泉

朝6時59分に茅野駅で下車します。2日目は日本百名山に選定された山「霧ヶ峰」に登り、下山後は諏訪湖のそばの「上諏訪温泉」で1泊します。

土日祝日であれば、車山高原(霧ヶ峰)行きの茅野駅7時45分発の路線バスを利用します。(茅野駅西口3番乗り場。高速バスも西口でおります。)平日は9時20分発です。料金は1,350円です。

バスの出発までに朝食や山に持っていく食料の買い物は、反対側の茅野駅東口側にヤマザキデイリーストアがあります。(SLがある広場の方)

また、茅野駅改札口前にそば屋さんがあったので利用するのも良いと思います。

ここからの、霧ヶ峰登山の様子は、別記事で詳しく紹介していますので、下記のリンクよりお進みください。

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八島ヶ原湿原

物見岩

霧ヶ峰(車山山頂)

以上のような景色が楽しめる霧ヶ峰。無事下山しましたら、車山肩などのバス停より路線バスを利用して上諏訪駅まで行きます。料金は車山肩より1,100円です。

上諏訪駅に到着すると、霧ヶ峰口側でバスをおりますので、上諏訪駅に向かって左側の陸橋を渡り、駅の反対側に向かいます。(諏訪湖方面)

駅の反対側のロータリーを進むと2日目の宿「上諏訪ステーションホテル」に到着です。

2日目の宿 上諏訪ステーションホテル

今回私が利用した部屋は禁煙のシングルルームで朝食付きのプランで、宿泊費は5,850円でした。

清掃が行き届いていて、綺麗な部屋です。もちろん、トイレ・ユニットバス付きですが、こちらの上諏訪ステーションホテル、1Fに大浴場があり、露天風呂もあります。もちろん温泉です。

こちらの写真はホテルのHPのをお借りしました。

ビジネスホテルですが、本格的な温泉が楽しめます。しかも朝食付きで5,850円はお安い!

早速登山の疲れを癒したい!でも待ってください。先にお腹を満たしましょう!

諏訪市には名物のハルピンラーメンがあります。ぜひ食べておきましょう!ホテルからは少し遠いので、登山で疲れているなら、駅前からタクシーを利用するのがいいです。

まだ元気が残っているなら、上諏訪駅のレンタカー屋さんで自転車を借りることができます。

レンタサイクルで諏訪の街をぶらり

18時までに返却する必要がありますが、十分時間はありました。500円で利用できます。

ハルピンラーメンまでは上諏訪駅より自転車で25分くらい、諏訪の街をぶらぶらしながら向かいます。夕日とコスモスが綺麗。

諏訪名物 ハルピンラーメンを食す

長野県諏訪市のご当地ラーメン「ハルピンラーメン」。せっかく諏訪に来たのなら、是非食べておきたいラーメン。ラーメンは2種類で、「ハルピンラーメン」と「ニンニクラーメン」で今回は地元の人がよく注文する「ニンニクラーメン」を注文しました。

見た目はシンプルなのですが、スープがどろっとしていて、麺でスープを持ち上げて食べるような感じです。


今まで食べたことない味で、クセになり夢中で食べていました。甘辛でピリッと辛くて濃い味です。写真にも写っている温かいお茶はジャスミンティーで、ラーメンを食べ終えてから口の中をさっぱりさせるためにあるので、先に飲んでしまわないようにしましょう。

レンタサイクルを返却したら、すぐ近くにコンビニがあるので、風呂上がりのビールとおつまみを購入して、ホテルに戻り「上諏訪温泉」を楽しみます。 (ホテルにも売店がありますので、買い忘れても大丈夫です)

洗い場も7〜8人は使える広さで、露天風呂は少し深い作りになっているので注意が必要です。そこに黒い玉石が敷いてあり気持ちいいです。

上諏訪ステーションホテルにはコインランドリーが1台あるので次の登山に備えて洗濯しておきましょう。洗濯から乾燥まで2時間で完了できます。洗剤も完備されていますので、持っていかなくていいのも嬉しいですね。

温泉を堪能した後は、部屋でビールを楽しみながゆっくりどうぞ。登山の疲れもあるので、ゆっくりおやすみください。

[2日目 まとめ]

・茅野駅6:59着
・茅野駅7:45発(平日9:20)→車山高原行き路線バス利用 運賃 1,350円
・霧ヶ峰周遊登山を楽しむ
・車山肩発→上諏訪駅霧ヶ峰口行き路線バス利用 運賃 1,100円
・上諏訪ステーションホテルチェックイン 宿泊費 5,850円
・レンタサイクル代 500円
・ご当地ラーメン「ハルピンラーメン」を堪能
・ホテルの「上諏訪温泉」で登山の疲れを癒す

3日目 諏訪から駒ケ根へ移動

朝は、上諏訪ステーションホテルの朝食バイキングを楽しみましょう。たくさんのおかずがズラーっと並んでいて、どれも美味しくてついつい食べ過ぎてしまいました。こちらのホテルを利用する際はぜひ、朝食付きプランを選んでくださいね。

朝食を終えると、チェックアウトの10時まで準備をしたり、少しゆっくりできる時間になります。

3日目、ホテルをチェックアウトして向かうのは、お昼御飯を食べに「塩天丼」へ行きます。位置的に上諏訪駅と下諏訪駅の真ん中あたりにあります。ホテルから歩いて30分くらい。

道中は諏訪湖を見ることができます。この日はあいにくの雨模様。しっかり雨が降っていました。

ウルトラマンが目印の「塩天丼」店名が「塩天丼」です。

その名の通り、塩でいただく天丼なのですが、珍しいですよね。大きなエビが特徴のようです。残念ながら火曜日は定休日のため私は食べることができなかった・・・次回リベンジします。

諏訪に行かれる予定がある方は、ぜひ食べてみてください。

塩天丼を出ますと、下諏訪駅まで30分ほど歩きます。下諏訪から今日の宿泊する駒ヶ根までは電車の旅となります。

下諏訪駅で電車を待っていると、スーパーあずさ号が入線してきました。歌にもなったあずさ号はこんなスタイリッシュでカッコよくなっているんですね。

下諏訪から中央本線で隣の岡谷まで行き、岡谷で飯田線に乗り換えて駒ヶ根まで行きます。所要時間はおよそ1時間30分、料金は840円です。

のどかなローカル線の旅が楽しめます。

車窓からの景色を見ながら、ビールとおつまみを楽しみます。ゆっくりローカル線の旅を満喫します。電車に揺られること、およそ1時間半で駒ヶ根駅に到着します。駒ヶ根駅からは路線バスで今日の宿の最寄りのバス停まで向かいます。

駒ヶ根駅→駒ヶ池 伊那バス(中央アルプス観光)駒ヶ岳ロープウェイ線利用 運賃 370円です。ただし、バスは16:00発が最終便なので、それ以降の駒ヶ根駅からホテルまでのアクセスはタクシーの利用となります。 運賃 およそ2,000円です。

駒ヶ池バス停より徒歩5分で3日目の宿泊先の「早太郎温泉 駒ヶ根すずらん荘」到着です。

国民宿舎となっており立派な外観です。今回は1泊2食付きのプランを選びました。宿泊代は16,700円(1室1名利用)です。少しお高いかな?と思いますが、周辺の駒ヶ根高原は観光地のため、コンビニなどがなく、食事の調達が少し煩わしいので、2食付きのプランを採用しました。(駒ヶ根駅前にはコンビニはありませんが、スーパーがあるので素泊まりのプランを採用する場合は、駅前のスーパーが便利です。)

それと、宿泊代に含まれているのは宿代、食事代だけでなく、ロープウェイ乗り場までの路線バスの往復運賃「駒ヶ根駅←→しらび平」運賃 1,640円と、駒ヶ根ロープウェイの往復運賃「しらび平←→千畳敷駅」運賃 2,260円の木曽駒ヶ岳に登るために利用する路線バスと駒ヶ根ロープウェイの往復運賃合計3,900円ぶんが含まれているのでお得です。

わざわざ乗車券を買う面倒もありませんし、チェックインの時にスタッフの方が丁寧に教えてくださいます。

また、木曽駒ヶ岳登山から下山した後の立寄り湯として便利な日帰り温泉施設「早太郎温泉 こまくさのゆ」の入浴券(610円相当)がセットになっています。露天風呂から先ほど登った千畳敷カールを見ることができるようです。

写真はこまくさの湯のHPよりお借りしました。

木曽駒ヶ岳登山するなら、このプランが非常に便利でオススメです。さらに!モンベルクラブ会員は1,000円割引になりますので、会員カードをお忘れなくお持ちください。(16,700円→15,700円)

それではお部屋とお食事を見てみましょう。

晴れていれば、南アルプスが見える10畳の広い和室です。少し古いお部屋でしたが、綺麗に掃除されていて、快適に過ごすことができました。布団敷きは自分で行います。

お風呂は内湯しかありませんが、早太郎温泉で肌がスベスベになります。

夕飯までに少し時間があるので、先に温泉で汗を流しましょう。洗い場も広くてゆったり入ることができました。私しかいなかったので、窓を開けて中央アルプスの風を感じながらゆったり温泉を満喫しました。

湯上がりのあとは、お楽しみの夕食です。

私が宿泊した9月25日のお品書きです。

飲み物は別料金になり、チェックアウト時に宿泊料金に加算されて請求されます。

前菜の三種盛り

お造り 二種盛り

茶碗蒸し 香の物 漬物

銀鮭の西京味噌焼き

海老の天麩羅 一口ソースカツ

豚陶板焼き

そのほかにも、ぶっかけそばにデザートのフルーツジュレまで付いた、「季節のグルメ料理」をいただきます。それぞれのお料理はちょっとずつなのですが、食べ進めて行くと不思議とお腹も満たされる、ちょうどいい量でした。

鮭は塩焼きしか食べたことがありませんでしたが、この西京焼きはなかなかいけますよ。あと、駒ヶ根名物のソースカツはご飯の上に載せてミニソースカツ丼として楽しむことができます。

食事の後は、また温泉を楽しむも良し、お部屋でゆっくり飲むのも良しです。翌朝は7時に朝食を急いで食べて、駒ヶ池7:41分のバスで駒ヶ岳へ向かうので、夜更かしには注意しましょう。

[3日目 まとめ]

・上諏訪ステーションホテルの朝食バイキングを楽しむ。
・昼食は「塩天丼」を。
・下諏訪→駒ヶ根ローカル線の旅 運賃 840円
・駒ヶ根駅より路線バスで駒ヶ池バス停へ370円(タクシー利用、すずらん荘までおよそ2.000円)
・早太郎温泉 駒ヶ根すずらん荘 チェックイン 宿泊料金 16,700円(モンベルクラブ会員は1,000円割引)
・早太郎温泉でゆっくり疲れをとります。
・季節のグルメ料理を堪能。

4日目、千畳敷カールから標高2,956m中央アルプス最高峰木曽駒ヶ岳へ

すずらん荘の朝食は非常にボリュームがありました。朝食は7時からです。

バスの出発時間が7:41分なので、ゆっくり食べている時間はありませんが、朝から湯豆腐をいただくのは、ちょっと贅沢な感じ。ボリュームたっぷりで私は全部食べきれませんでした。

7:30にはチェックアウトを済ませて出発します。すずらん荘から駒ヶ池バス停は徒歩5分ほどです。朝の高原の空気がとても気持ちよく、素敵なところです。

駒ヶ根ロープウェイ行きの路線バスに乗り込み、しらび平を目指します。次の菅の台バスセンターでは、駐車場がありマイカーでアクセスしてきた人たちがバスに乗ってきて、朝7時台だというのにたくさんの人が利用します。この先、途中からはマイカー規制がされているので、しらび平にアクセスするためには、このバスを利用しなければなりません。

途中のバス停「野猿前」では本当に野生の猿がいます。道も狭くつづら折りの道でバスが結構揺れますので、乗り物酔いされる方は事前に酔い止めを飲んでおき、常にバスが曲がる方向を見ておくと良いでしょう。

バスはぐんぐん山道を登って行き、およそ30分ほどでロープウェイの駅「しらび平」に到着します。

下車時に運転手にすずらん荘で渡されたチケットを見せて降車し、そのチケットをロープウェイの窓口に持って行くと、往復のロープウェイチケットに帰りのバスチケットが付いた、正規のチケットに交換してもらいます。

ロープウェイは1時間に30分間隔で2本運行されており、標高1,662mのしらび平から標高2,611.5mの千畳敷駅までの標高差およそ950mを7分30秒で結びます。

眼下には大きな滝が見え、結構な高さとスピードがあり迫力があります。あっという間に千畳敷駅に到着です。

千畳敷カールから中央アルプス木曽駒ヶ岳への登山のコースや様子をまとめた記事がありますので、下記のリンクからお読みください。

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以上のような壮大な自然、雲の上の世界、そして秋の時期では美しい紅葉を見ることができます。先ほどのリンクの記事は、少し長めのコースになっています。下山後、「こまくさの湯」でゆっくりしたい方は、千畳敷カール〜乗越浄土〜中岳〜木曽駒ヶ岳山頂ルートで、木曽駒ヶ岳山頂からきたルートを折り返して下山しましょう。(馬の背方面に行くと、帰りの高速バスの時間の関係で、温泉の利用時間がありません。)

木曽駒ヶ岳山頂からの折り返しルートでも十分満足できる登山になります。

千畳敷駅よりロープウェイと路線バスを利用して「こまくさの湯」で汗を流し、疲れをとりましょう。菅の台バス停下車です。あとでもう一度乗車しますと運転手に伝えると、途中下車できるそうです。(すずらん荘のスタッフの方談)

温泉と食事を楽しみます。お土産はこちらで買っておくようにしましょう。高速バスに乗る「駒ヶ根バスセンター」ではお土産は売っていません。付近にコンビニなどもないので、バス車内での飲食物はこまくさの湯で購入しておくのが良いです。(高速バスは途中でSA2ヶ所によります。)

高速バスの出発時刻が駒ヶ根バスターミナルを16:40なので、時間に余裕を持って、路線バスで駒ヶ根バスターミナルへ向かいます。菅の台バス停15:50発→すずらん通り(駒ヶ根バスターミナル前)16:06着利用が良いと思います。

16:40発の伊那・箕輪ー大阪線の伊那バスの高速バスで大阪へ帰ります。料金は5,020円です。途中、恵那峡サービスエリアと多賀サービスエリアで休憩があります。大阪梅田(阪急三番街)への到着時間は21:45。およそ5時間の所要時間になります。ゆっくり旅の余韻に浸りながら大阪へ帰阪します。

[4日目 まとめ]

・すずらん荘のボリューム満点な朝食で登山に必要なエネルギーをチャージ。
・7:41初の駒ヶ根ロープウェイ行き路線バスに乗車、ロープウェイを乗り継ぎ、千畳敷駅へ。
・千畳敷カールから中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳へ登山。
・下山後は「こまくさの湯」で汗を流し、食事とお土産のショッピングを。
・菅の台バス停15:50発の路線バスですずらん通りへ
・駒ヶ根バスターミナル16:40発の高速バスで大阪へ 料金5,020円
・21:45大阪梅田(阪急三番街)到着 全行程終了

以上がこの旅プランの全行程です。いかかがでしたでしょうか?結構、ボリューム満点のプランになったのではないでしょうか?次項でもう一度旅のプランのおさらいと、実際に旅をしての感想で締めくくりたいと思います。

3泊4日、百名山2座と温泉を満喫の長野の旅プランまとめ

もう一度旅の行程をおさらいしておきます。

[1日目]
・大阪梅田(阪急三番街)22:00発→諏訪・茅野方面行き夜間高速バスで茅野駅へ。(車中泊)

[2日目]
・6:59茅野駅到着。(到着後は朝食・登山での食料の買い出しなど。)
・7:45(平日9:20)茅野駅発の車山高原行き路線バスで車山高原へ。
・車山高原下車(平日の9:20発の便なら、「車山肩」下車)霧ヶ峰周遊コースをトレッキング。(百名山1座目)
・下山後、車山肩より上諏訪駅霧ヶ峰口行き路線バスを利用。上諏訪駅霧ヶ峰口下車、徒歩でホテルへ。
・上諏訪ステーションホテルチェックイン。
・レンタサイクルを借りて、ハルピンラーメンを食べに行く。
・ホテルで上諏訪温泉を堪能。

[3日目]
・上諏訪ステーションホテルのモーニングバイキングを楽しむ。
・10:00チェックアウト。徒歩で「塩天丼」へ向かい、昼食に楽しむ。(火曜日定休日)
・徒歩で下諏訪駅へ。下諏訪駅より1時間半のローカル線の旅を楽しみ、駒ヶ根駅へ。
・駒ヶ根駅下車、路線バスで宿最寄りのバス停「駒ヶ池」へ。下車後徒歩5分で宿へ。
・早太郎温泉 駒ヶ根すずらん荘チェックイン。
・早太郎温泉と季節のグルメを堪能。

[4日目]
・すずらん荘のボリューム満点の朝食を楽しみ、チェックアウト。
・7:41駒ヶ池発駒ヶ岳ロープウェイ行き路線バスに乗車。しらび平へ。
・しらび平より高低差日本一の駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷駅へ。
・千畳敷駅より千畳敷カールを経て、中央アルプス最高峰木曽駒ヶ岳へトレッキングを楽しむ。(百名山2座目)
・下山後、ロープウェイ、路線バスを利用し菅の台バス停下車。こまくさの湯で汗を流し、食事とお土産のお買い物を楽しむ。
・15:50菅の台発路線バスですずらん通り(駒ヶ根バスターミナル)へ。
・16:40発大阪梅田(阪急三番街)行き高速バスで大阪へ。
・21:45大阪梅田(阪急三番街)着 全行程終了。

旅行代金についてもまとめておきます。

[交通費]
・大阪→茅野夜間高速バス・・・6,400円
・茅野駅→車山高原路線バス・・・1,350円
・車山肩→上諏訪駅霧ヶ峰口路線バス・・・1,100円
・レンタサイクル・・・500円
・下諏訪駅→駒ヶ根駅JR・・・840円
・駒ヶ根駅→駒ヶ池路線バス・・・370円
・駒ヶ根バスターミナル→大阪梅田(阪急三番街)高速バス・・・5,020円

・交通費合計・・・15,580円
*駒ヶ岳ロープウェイ行き路線バス往復、駒ヶ岳ロープウェイ往復運賃は、すずらん荘の宿泊プランに入っているため除外しています。

[宿泊費]

・上諏訪ステーションホテルシングルルーム1泊1名1室朝食付・・・5,850円

・早太郎温泉 駒ヶ根すずらん荘1泊1名1室夕食朝食駒ヶ岳ロープウェイ往復プラン・・・16,700円(モンベルクラブ会員はカード提示で1,000円引)

・宿泊費合計・・・22,550円

・交通費+宿泊費・・・38,130円(季節、人数で多少変わります。)

なんと!4万円を切ります。3泊4日で4万円以下はかなり安くないですか?今回は実際に私が1人で旅行をしたのですが、1泊1名の宿泊料金って少し割高なのでお連れさんと一緒に行かれると、一人当たりの料金はもう少し安くなると思います。

それでは実際に旅行をしてきましたので、私の感想と注意点などをまとめて終わりにしたいと思います。

まず、メインの百名山2座をトレッキングするのですが、今回選んだ「霧ヶ峰」「木曽駒ヶ岳」は初心者でも楽しめる山ということで選びました。それぞれ、バスやロープウェイで山頂付近までアクセスできますし、水切れの心配もほぼないです。(ただし、登山のできる服装と装備は必要。)

アクセスは容易にできるので、登山をしない観光客よりももっと素晴らしい景色を楽しんでいただくために、「霧ヶ峰周遊コース(別記事)」や「千畳敷カールから中央アルプス最高峰木曽駒ヶ岳へ(別記事)」という登山ルートをご紹介しました。

木曽駒ヶ岳については、帰りのバスの時間とこまくさの湯利用を考えると、別記事でご案内した、木曽駒ヶ岳山頂から馬の背へ向かうコースは時間が長くなるため、木曽駒ヶ岳山頂よりきた道を折り返すルートの方が、下山後に温泉と食事、お買い物が楽しめるので、強くオススメします。

「温泉とか、土産とかええねん!木曽駒ヶ岳を満喫したいねん!」という方は、山頂より馬の背の方へ向かってと思う存分、中央アルプスを楽しんでください。

関西、大阪で見る山とはスケールが違います。また行きたくなること間違いなしです。

続いて、温泉とお宿ですが、2日目に宿泊した「上諏訪ステーションホテル」はビジネスタイプのホテルでリーズナブル。それなのに、上諏訪温泉の露天風呂を楽しめる素敵なホテルです。朝食バイキングもとても美味しかったです。「ハルピンラーメン」はずっと気になっていたので、今回食べれて良かったです。また食べたい。

3日目の昼食にと思っていた「塩天丼」。今回は残念なが定休日で食べれませんでしたが、その名の通り、塩でいただく天丼はどんな感じなのか興味があります。

そして「早太郎温泉 駒ヶ根すずらん荘」は国民宿舎で立派な佇まい。大沼湖という湖のほとりにあるお宿で、素晴らしい景色の中にあるお宿です。少々古いお部屋ですが、綺麗に清掃されており気持ちよく利用できました。広さも1人だと勿体無いくらいです。

温泉も広い内風呂があり、人がいなかったので窓を開けて、駒ヶ根高原の風を感じながらゆったりと楽しました。

季節のグルメはフルコースで、少しずつ色々な料理を楽しめて、味もお腹も満足。ご当地グルメのソースカツもいただけます。

宿泊した2ヶ所とも、特に不満を感じることもなく、ゆっくりできたので、オススメできます。

大阪から長野への往復の交通手段を今回は高速バスを選んだので、旅行費用を安く抑えられています。少し窮屈でしたが、行き帰りともに隣に他人が座ることがなかったので、混雑していない限り、座席の振分けは考えてくれていますので、1人でも静かに移動することができました。

大きな荷物もトランクに収納できるので、バックパックはトランクへ入れる場合は、車内に持ち込みたいもの(充電器、化粧品、食品、飲み物、ノートパソコンなど)は、乗車前に別のバッグに入れて車内に持ち込むのがいいです。

三脚やトレッキングポールをバックパックのサイドポケットに収納したままバス車内に持ち込むのは危険ですし、頭上のラックにははいりません。

実際にあれこれ調べて、プランを練って、実際に旅をしてきたわけですが、非常に楽しかったです。2つの百名山に2つの温泉、それにご当地グルメを合わせて、少し前からしたかった「ローカル線の旅」も少しできました。「塩天丼」の空振りだけは残念でしたが、また同じプランで、両親を連れて行きたいと思っています。

関西・大阪から4万円以下で楽しめる、2つの百名山と温泉、グルメの長野旅。ぜひ!みなさんにも行っていただきたい!編集長オススメのプランです!